紙一重すぎる

(前略)
比屋根君はその日、好子さんのあごや腕に残る傷あとが戦争によるものだということ、好子さんに姉がいて戦死していたことを初めて知った。「戦争で家族を失った人は60年以降も悲しみを引きずっている。戦争という文字を国語辞典から消してほしいと思った」。その時は声を上げて泣きながら、好子さんの背中をさすり続けた。

大好きなおばあちゃんの思いを引き継ぐため「将来、自分の子供にも戦争の話を聞かせたい」と話す比屋根君。好子さんは病気のため追悼式には出席できないが「亡くなった人に『大変だったね』という気持ちを伝えたい」と決意を語った。

未定なブログ 【沖縄】「戦争という文字を国語辞典から消してほしいと思った」 小学生・比屋根君、戦没者追悼式で平和の詩を朗読

「戦争を無くす為に、全ての敵が滅びてほしいと思った」と、
「悲しみを癒す為に、戦争という文字を国語辞典から消してほしいと思った」に違いがあるのだろうか。
いわゆる極左と極右が隣同士だという事が良く解る例。


結局こうした事を誰も止めないから、
負の連鎖が止まらずに、こういう子供の再生産が延々と続いている訳なんだろうけど。
すごい不毛。
「お客様の中に、まともな大人はいらっしゃいませんか?」