最近読んだ本

実は元々読書サイトにするつもりでした。
日記用という理由付けでもっと読むようにしたい。

『火星縦断』ジェフリー・A・ランディス (著)

火星に到着したのはいいものの、帰りの船がぶっ壊れたので、前回着陸時の船を使うために火星縦断。
以前の着陸地点と近い所に降りれば良かったのに、という話。


作者がNASA研究員だからか、描写がリアル過ぎてなんか普通の極地物になってる。
これを長所と読むか短所と読むか。
個人的にはそこまで本気で書くと、SF・火星である意味が薄くなって微妙な気分に。

あと主要キャラの設定が濃すぎると思う。こんな変人ばかり集めおって、一般人は居ないのか。
けど良く考えたら『レッド・マーズ』も変人祭りだったので火星ネタってそういう物なのかもしれない。

『逆転世界』クリストファー・プリースト (著)

移動都市ネタ。移動都市の誕生・背景・現在・結末を描く。
移動都市なんて、こ、鋼殻のレギオスのパクリやー! 様式美です。


かなり面白かったです。
都市システムだけじゃなくて、認識論まで踏み込んでる所とか、それと動力炉との関係性とか。
久々に、今までこんないいSF読んでなくて人生損した気分を味わいました。く、くやしい。

睡眠導入用

皇国の守護者』再読中。
今後の楽しみの一つは天龍乱入による怪獣大決戦だと思うようになりました。
佐藤先生本当にそんな事やるのか。乞うご期待! 多分数年後ですけど。