さよならハネムーン

ネムーン期間の話。
アメリカでは新政権成立から100日過ぎるまで政権批判はしない、的なマスコミ間のルールがあるそうで。日本もそれに習ってこれまであまり表面化しなかった鳩山政権への批判が100日経って見られるようになってきた、らしい。
まぁそれはいいとして、こんなルール誰のためにあるの? 100日(その実際の期間はともかく)の冷却期間を置くのは何故?


個人的にはアメリカはともかく日本なんかじゃ、「それを選んだ有権者達の世論に対するアリバイ工作」あるいは「世論迎合」にしか見えないわけで。結局は商売なんだからそんなもんだと言えばそうなんですけど。
実際、有権者が「選んだ」政権をいきなり批判しまくるのは、それはつまり有権者の選択そのものを批判している事に近い物はある。だから100日の猶予を用意したと。うわぁ、すごい自己擁護。そりゃ誰だって自分の身は大切ですよね。
で、読者たちが忘れるのを待っていると。そう考えるとハネムーン期間もデメリットしか見えない。
世論が選んだ政権をいきなり批判すると怒られそうなので100日待ってますルール。


しかし椿事件があってもこんなルールを持ち出すのは、まぁなんというか、笑い話ですよね。