私たちが望むモノがニュースになる

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100105-OYT1T01155.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100105/amr1001051137008-n1.htm
5位ですってよ奥さん。世界で5番目にヤバイ。ざまあじゃん日本、超うけるー。


さて置き、「2010年の10大リスク」とか言ってますけど、んじゃ2009年の時もやってたのかよこの野郎とか思って調べてみたらやってた。ごめんなさい。
まぁあれですよね、何故か今年に限って大きく報じられてるのは、ポジティブな意味でもネガティブな意味においても、そんな情報を「読者」が望んでいたから。政権交代した日本の評価を。
「○○もこんな事言ってます。やったね!」
「○○がこんな事言ってます。なんだと!?」
という二つのリアクションはまぁ正反対ではあるけども、本質的に求めている情報は一緒。だからそれを大きく報じる。だって皆がそれを望んでいるから。一粒で二度美味しいね!


その意味でやっぱり司馬遼太郎の『坂の上の雲』で言われた、

日本においては新聞は必ずしも叡知と良心を代表しない。むしろ流行を代表するものである。

というのは未だに正しい。さすがです司馬先生。ドラマはスルーしてごめんなさい先生。