紙一重すぎるⅡ

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20100107/frn1001071154000-n2.htm

 南極海で6日、調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に反捕鯨団体シー・シェパード」の小型高速船「アディ・ギル号」が衝突・大破した。この危険きわまりない抗議行動に、かつての“身内”からも反発の声が挙がっている。2008年に鯨肉盗難騒動で物議をかもした「グリーンピースジャパン」(GPJ)の幹部は、「シー・シェパードと一緒にされるのは心外」と怒り心頭だ。

 「報道などで誤解されている部分がある。あそこはうちとはまったく別の団体です」

 怒りの表情で訴えるのはGPJの事務局長、星川淳氏(57)。シー・シェパードの中心人物は元グリーンピースのメンバーで、グリーンピース自体、2007年までは南氷洋で体を張った抗議活動を展開していた。そのため、両者を同一と見なす人はまだ多い。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20100107/frn1001071154000-n2.htm

例えると、極左が極右を笑う話ですね。大変よくわかります。
「崇高なる使命の為には多少の暴力もやむを得ない」人と、「崇高なる使命の為には多少の不法行為もやむを得ない」人。暴力でも何でもやるぜ!な人と、暴力以外なら何でもやるぜ!な人。まぁどっちがマシかと言われれば後者なのかもしれないけど、キ○ガイレベルで言えば前者の方が潔いかもしれない、少なくとも正直ではある。だからと言って何の救いにもなってないが。


「目的」の賛否は確かにあるんだろし、彼らが言いたいのは本来そこであるはずが、結局その「手段」の争いになってるのは笑える話か。