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植物状態の男性とのコミュニケーションに成功、脳の動きで「イエス」「ノー」伝達 写真1枚 国際ニュース：AFPBB News
【2月4日 AFP】5年前に植物状態と診断された男性が、質問に対する脳の反応によって「イエス」や「ノー」などの意思疎通ができるとする研究結果が、3日の医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル（New England Journal of Medicine）」に発表された。
この男性は現在29歳で、2003年に交通事故で脳に深刻な外傷を負った。身体的な反応はなく、植物状態と診断されていた。
英ケンブリッジ（Cambridge）にあるウルフソン脳イメージングセンター（Wolfson Brain Imaging Centre）のエードリアン・オーウェン（Adrian Owen）博士率いる英・ベルギーの研究チームは、機能的磁気共鳴画像法（fMRI）を使い、男性に「イエス」「ノー」で答えられる質問をしたときの脳の動きを撮影した。その結果、男性の脳が正しく反応していることが確認できたという。
良かったと思うよりも、単純に恐怖が先にくる。勿論全員ではないにしろ、少なくとも一部の植物状態にあるとされる人は意識が残ってる、と。
身近な例でいうと睡眠麻痺*1的な感じなんだろうか。僕も結構なります。なってみると「なんだこれー体うごかなーい助けzzz」、ヤダヤダAAという感じです。
そういえば少し前も23年間植物状態と思われていた男性に実はずっと意識があったことが判明 - GIGAZINEな話もありましたね。
結局の所、「植物状態の人にも意識があった」という話よりも、意識が残ってる人は厳密には植物状態ではない、って感じの定義ゲームに落ち着くんだろうか。より厳密にふるい分けられると。まぁ当然の如く、それによって喜ぶ人も悲しむ人も居るんだろうなぁ。
さて置き、こうした状況になった先に何があるのか。
考えるのをやめるか、あるいは悟りの境地へと至るのか。
どちらにしても普通の人間の行く領域ではない気がします。こうした事の恐怖の根源はこの辺にあるんだろうか。
ジョジョの有名なコピペで、「カーズは考えるのをやめた」ってありますけど、それって「死ぬに死ねないから」なんですよね。んじゃ死ぬ事ができたなら考えるのをやめるよりもそっちに選んでいたんだろうか。
脳の動きで「殺してくれ」的な事言われたらどうするんだろう。ここまでいくともはやSFというよりホラーです。
