別に映画見たからってわけでもなく。ていうかSF原作映画って基本的に略。偏見です。
形態的にはアンソロジー? アンソロジーというと昔の鍵とか葉作品の乱造しか思い浮かびません。偏見です。
- 『地球の静止する日』
- ごめんなさいよく解りませんでした。「良き」宇宙人ネタなのだろうか。ギャグ的な意味で静止したとかそんな感じなんだろうか。これが二回も映画化されるなんて世界は広いぜ。
- 『デス・レース』
- 現在の倫理感とは違う世界の話。一般住民を轢き殺した分だけボーナスがつく自動車レースの話。
- これが1956年発表ってのは面白いと思う。ボーア戦争とか欧州の植民地で原住民ぶっ殺して勲章貰ってた人がまだ生きてた時代ですよ。その辺の風刺なのかなと。そうして「あれ、なんか人権的にやばくね?」と気付いてしまった人の話。
- 『廃墟』
- 僕の世代としては『アウターゾーン』です。これだけ発表して消えた作家とか泣いた。
- 『幻の砂丘』
- 「良き」タイムスリップネタ。こうして皆幸せになった。*ただしインディアンは除く
- 『アンテオン遊星の道』
- 恒星間移民の宇宙船内での殺人事件の話。犯人はこの中にいる!
- 読んでてふと思ったんですけど、最近じゃ殺人ミステリーはもう携帯電話とかなんやらで孤立世界が作りにくいですよね。で、携帯無い古い時代設定とか電波届かない事にしちゃう。ここで逆転ホームラン!むしろ未来にすればいいんじゃね!こんな数年数十年単位の宇宙船移動なら無理なく密室殺人で思う存分偉そうな探偵が活躍できます。やったね!・・・・・・ミステリーは殆ど読まないので適当な事言ってますごめんなさい。
- 『異星獣を追え!』
- 面白いんだけど、何か色々邦題で損している気がします。
- 『見えざる敵』
- 『38世紀から来た兵士』
- 38世紀から来た兵士の使い道が無い>そうだ反戦講演させよう、な話。さすがエリスン。何が何だか解らなかったぜ。
- 沖縄のご老人が語る沖縄戦の悲劇を聞く情操教育、しか思い浮かばなかった。そういえば、あれって高校生になっても効果あるんだろうか。作者的には「こうして世界は平和になるだろう多分。完」だけど。
- 『闘技場』
- セカイ系を先取ってる。お前が負けたら地球がヤバイ。
全体的に古い作品なだけあって解りやすいSFしてて面白かったな、という感じ。