ザ・杞憂

ホーキング博士、心配する」な話。Drコトー風に。


「宇宙人はいるかもしれないが、コンタクトするのは危険」ホーキング博士 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

【4月26日 AFP】英国の宇宙物理学者スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士は25日、「宇宙人は存在するかもしれないが、破滅的な結果をもたらす恐れがあるので、コンタクトは避けるべき」と警告した。英国のメディアが報じた。
 これは米国で25日に放送が始まったディスカバリー・チャンネル(Discovery Channel)の新シリーズ「Into the Universe with Stephen Hawking(スティーブン・ホーキングと宇宙へ)」でのこと。
「もし宇宙人がわたしたちのところにやってきたら、コロンブス(Christopher Columbus)がアメリカ大陸にやってきたような結果になるだろう。先住民にとっては決してよい結果ではなかった」(ホーキング博士
 宇宙人の存在についてホーキング博士は「数学的に考えると、宇宙人が存在すると考えるのは完全に合理的だ」と述べ、真の課題は、宇宙人とは実際にはどのようなものなのか、その答えを見つけることだと語った。(c)AFP

「宇宙人はいるかもしれないが、コンタクトするのは危険」ホーキング博士 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

なるほどなるほど。けどそれって浅学ながら僕が思うに杞憂だと思うんですよね。勿論宇宙人なんて居ないからそんな心配する必要ないって意味ではなく、
多分人類と敵対するような宇宙人が居たらその時は、ファーストコンタクト=襲撃であるだろうから。そこで悩む必要はない。


確かに博士の言う「数学的に考えると、宇宙人が存在すると考えるのは完全に合理的だ」というのは理解できる。
そしてそれと同じ位、もし友好的な、私たちの存在を認めてくれるような宇宙人だったらこちらが頼むまでもなく私たちを放っておいてくれるだろうし、しかし敵対をも厭わないような宇宙人だったらこちらが何もせずとも勝手に向こうからやってくるでしょう。それこそコロンブスのように。
少なくとも、人類の検知範囲(数光年位?)にそうした存在が見られない以上、もしコンタクトが取れることがあれば、それはイコール私たちより優れた科学技術を持っているわけで。もうその時点で選択の余地はこちらには無い。
まぁSF等でもよく言われることであるけども、「宇宙人が居るのは高確率である」と同時に、もし人類よりも進んだ知性体が居ればそれは勝手に向こうから来るだろうし、もし来なければ地球人類が最初であると。よくあるSFでの宇宙戦争のような接触の時に、私たちが偶然敵対宇宙人に対抗できるような、偶々技術進化のレベルが同じ程度だなんてそれこそ考えにくい。
宇宙の歴史は137億年と言われているんだから、宇宙人が居るのが高確率であるように、そんな偶然も高確率で無い。


とまぁあくまで「人間的」に考えれば大抵の人はこうした結論に行き着くんでしょう。実際それでも何をしでかすか解らないからこそ「宇宙人」なわけですけど。だからそんな意味でホーキング博士も「真の課題は、宇宙人とはどのようなものなのか見つけることだ」だと。

さて、私たち人類は、バガーに会うかガニメアンに会うかあるいはモノリスに出会うのか、それとも本当に宇宙で一人ぼっちなのか。
多分私たちの世代が生きてる間はなさそうだけど、乞うご期待!