『FF14新生エオルゼア』エンディング見た

真イフリートおよび古城アムダプール辺りまでクリアした雑感。


ということでおかげさまで数日前に白魔道士Lv50到達及びメインクエ終了しました。基本的にクエ消化しつつ、IDを回ったり、道中のFATEに参加しているだけで勝手にLv50にはなるので、特に一職目はLv上げでそこまで苦労する所もないかなぁと。
――ただ、これはどの職でも共通ではありますが、一職目なのにあまり早くLvだけ上げすぎても装備の確保と、そして中の人の経験値が追いつかないのできちんと段階を踏みながら、徐々に難易度が上がっていくボスを順番に攻略していくのがいいと思います。プレイヤースキルとまでは言いませんけども、基本的には中の人の経験と慣れがモノをいうゲームではあるので、あんまり促成すると後のボスで後悔する羽目になります。




以下、回復ロール=白魔視点からの独断と偏見に満ちた『FF14新生』エオルゼアにおけるPTプレイの総論と雑感。

  • 盾ロール
    • 基本的に戦闘面では防具さえダンジョンの適正装備であればどうにでもなる(まぁそれが大変でもあるんですけど)。ボス戦も基本ボス持っていればいいので、それで死んだら概ね回復役のせいにしていい。後はせいぜいスタンのタイミングを見ていればいいので、何気に作業量としては一番楽。あと盾装備も事実上独占できるのも利点。
    • 全期間を通じて最も重要な仕事は、ダンジョンの先導役。盾役の当たりとハズレが最も大きく出る点。しかしそれも何度かやっていくうちに嫌でも覚えるし、どうせ装備を揃えるために嫌でも周回しなくてはいけないので導線としては繋がっている構図とも言える。
    • ただ、それでも上記理由から攻撃も回復も他メンバーに任せてひたすら耐えているだけなので、盾自身がどれだけ小さな努力を積み上げようとも、結局は他メンバーの性能にかなり依存することになる。その辺りが他の無数のMMORPGでも御馴染みの、CF=野良PTで盾が最も不足する理由の一つ。
  • 回復ロール
    • 基本的にはケアルしているだけの簡単なお仕事――のはずが、最終的には一番作業量が増えることになる。他のメンバーのミスによって、回復役の作業量が増加していくのに対して、回復役の一度のミスはPT全滅に直結する。この傾向は敵からの特殊攻撃や特殊ギミックが増えていく後半ダンジョンにいけばいくほどひたすら加速していく。ちなみに白魔道師にとっては作業量の増加=最終的なMP枯渇なので、回復力があって粘れるからといっていつかどうにかなるわけでも当然ない。
    • つまり、味方が無能だと天井知らずで作業量が増大していく一方で、逆に味方が有能だと天井知らずで作業量が減少していく。アタリPTとハズレPTを引いたときの疲労の格差が他の役割の比ではない。この辺が盾とはまた別の意味で高レベルになると野良PTで回復役が不足する最大の理由。盾はポジティブな理由から優秀な仲間を必要とする一方で、回復はネガティブな理由から優秀な仲間を必要とする。
  • DPS(攻撃)ロール
    • ひたすら攻撃しているだけのお気楽職業――のはずが実は後半から最も重要な役割を担う人たち。基本的にその二人の性能がパーティ殲滅速度に直結し、二人が範囲攻撃をどれだけきちんと避けられるかが回復役の負担の大きさを決める。だから後半にいけばいくほど「当たり」と「外れ」の落差が最も多くなる。
    • 特に後半のボス戦は、その殲滅速度差が(多くの場合で全滅ポイントとなる)雑魚処理スピードを決めるので最重要。他にも基本的にボスを持っているだけの盾やケアルしているだけの回復と違って、雑用係として色々と注意しながらあれやこれやをやらされることになるので、やっぱり一番当たり外れが大きかったりする。
    • その割に、何故かやっぱり野良PTでは後半でも圧倒的に溢れている。回復ロールと盾ロールが即マッチングする一方で、攻撃ロールはほぼ必ず数十分単位の待ち時間が発生する。当然基礎の人数差があるものの、他の理由としてPT内に二人居るという点から、もし一方が無能でももう片方が頑張ればどうにかなってしまい、結果的にアレな子が温存されてしまう点にあるんじゃないかと思う。4人PTでは一人しか居ない盾や回復ではそのミスがあまりにも露骨に強調され、その前に次々と挫折し淘汰されていくから。


基本的にこのゲームのPTプレイは、どのボスであろうと何度かやっていくうちに大抵のことは出来るようになるので、「死んで覚える」「経験して強くなる」ゲームと言える。この辺りは他のMMORPGには中々ない、よく練られたバランスだなぁと感心するところではあります。ただそれだけに初見だと確実に周囲に迷惑を掛けるし、しかしそうは言っても昔の自分だってそんな頃があったわけだし……と、まぁ色々と複雑な気持ちになってしまいますよね。