リアル「子曰、」な世界

さすが発祥の地である中国さんちであります。そこまで身体を張って大先生の教えを証明しなくてもいいのに。



http://sankei.jp.msn.com/world/news/131221/chn13122108580000-n1.htm
中国国防省、日本の安保戦略に「断固たる反対」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
そういえば、東アジア近隣の秩序を乱す大悪魔国家である日本とかいう国がまたやらかしているそうで。

 耿氏は「日本は『専守防衛政策の堅持』を主張しながら『積極的平和主義』として武器輸出三原則の見直しを打ち出したり、武力強化を図ったりしている」と指摘し「アジアの隣国と国際社会の強い懸念を引き起こしている」と主張した。

 さらに歴史問題を取り上げ「歴史を直視できない日本に自由や民主、人権、法治、ひいては世界平和への貢献を語る資格はない」とした上で、「歴史を反省して平和的発展の道を歩むとした約束を守る」よう日本側に要求した。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131221/chn13122108580000-n1.htm

わーなんてにほんはひどいくになんだー。おわり。



ともあれ、現代中国さんちは自身の世界的偉人でもある孔子大先生の『論語』のお話でも思い出せばいいんじゃないでしょうか。

論語』 公冶長篇 十


宰予晝寝、子曰、朽木不可雕也、糞土之牆、不可朽也、於予與何誅、子曰、始吾於人也、聽其言而信其行、今吾於人也、聽其言而觀其行、於予與改是
宰予、昼寝(ひるい)ぬ。子の曰わく、朽木(きゅうぼく)は雕(ほ)るべからず、糞土(ふんど)の牆(かき)は朽(ぬ)るべからず。予に於てか何ぞ誅(せ)めん。子の曰わく、始め吾れ人に於けるや、其の言を聴きて其の行(こう)を信ず。今吾れ人に於けるや、其の言を聴きて其の行を観る。予に於てか是れを改む。
宰予が[怠けて]昼寝をした。先生はいわれた、「腐った木には彫刻ができない。塵芥土のかきねには上塗りできない。予に対して何を叱ろうぞ。[叱ってもしかたがない]」先生は[また]いわれた、「前には私は人に対するのに、言葉を聞いてそれで行いまで信用した。今は私は人に対するのみ、言葉を聞いてさらに行いまで観察する。予のことで改めたのだ。」

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まぁなんというか最近の中国さんちの行いを見ていると、なんだかそんな風に煽っている従来のやり方もそろそろ限界なんじゃないかなぁと他人事ながら心配になってしまいます。「地域の緊張かき立てている」そうですけども、その是非はともかくとして、自分のこと棚に上げ過ぎというかなんというか。
それこそもう周辺国の多くは「改めて」しまっているんじゃないのかと。