特攻野郎Cチーム(cyberとchinaのダブルミーニング的な意味で)

でも米国で起訴されるのだけは勘弁な。


米政府、サイバー攻撃関与の中国将校5人を起訴 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
そういえば例の『61398部隊』の人たちがアメリカで起訴されたそうで。「お前が言うな」感はやっぱりありますけどもしかしアメリカ以外に誰が出来るのかと言うとやっぱり疑問ではあるので、まぁサイバー攻撃(犯罪)に関して一歩事態が進んだということはできるんじゃないでしょうか。この起訴によって何処に行こうとしているのかは解りませんけど。単純に軍事活動や犯罪捜査と言うよりは、ペルソナ・ノン・グラータな外交措置の応酬になったりするんですかねぇ。
その意味では中国さんも報復措置として、米国に対してNSAの職員を『WANTED!』とかしちゃうんでしょうか。
ともあれ、この辺は無人機の扱いにもあるように、未だルールの定まっていない故に各国ともに手探りでカオスな状況なのでしょうね。


米国から訴追された中国軍ハッカー5人の正体 - WSJ日本版
ちなみに本筋とは関係ありませんけど、その件の5人のハンドルネームも概ね本名から採っているのがなんだか微笑ましいお話ではありますよね。そんな解りやすいコードネームでいいのか。

王東(Wang Dong)容疑者
 ハンドルネームは「UglyGorilla」または「Jack Wang」。捜査対象期間の2010〜12年の一時期、中国人民解放軍のサイバー部隊「61398」の将校だった。米連邦捜査局(FBI)によると、王容疑者は被害を受けたコンピューターの操作を担当していた。

米国から訴追された中国軍ハッカー5人の正体 - WSJ日本版

これが5人分続くわけですけども、何故かどことなく『特攻野郎Aチーム』風なのがものすごく面白いです。

中国で鳴らした俺たち特攻部隊は、
濡れ衣を着せられ米国当局に指名手配されたがCPLAを脱出し地下に潜った。
しかし、地下でくすぶっている様な俺たちじゃあない。
筋が通ろうが通らなかろうが金次第で何でもやってのける命知らず。
不可能を可能にし、経済情報を盗み出す、

俺たち、特攻野郎Cチーム!

だいたいそんなかんじー。





特色のありすぎる社会主義 - maukitiの日記
さて置き、この辺のネタは去年の日記でも少し書いたなぁと見直してみたら、ちょうど「ゆうちゃん」ネタに言及されてて、こちらでも同じタイミングで急転直下の自爆展開があって何この無駄なリンク感。あと上記容疑者5人目の顔がなんだかゆうちゃんに似てるので関係があるのかもしれなくもなくない。
あちらで中国軍の関与を指摘している時本邦では「猫の首輪」や「自作PCなのでウィルス」で盛り上がり、あちらが中国軍将校をついに起訴している時本邦ではスマホを河川敷に埋めていた。同じサイバーとされていた事件の帰結。