手抜き日記。
- タイラー・コーエン 「平和の代償?」 — 経済学101
- 概ね同意できるお話かなぁと。まぁそれこそ資本主義の基本的原則でもある「競争が阻害されると停滞する」じゃありませんけど、冷戦中期までにはそれはもう共産主義というのは強力なライバルでもあったわけで。今にしても思えば必然の結果に見える冷戦終結も、しかし当事者である彼らは本気で「負けるかもしれない」というホンモノの恐怖感をもって戦い、相手を出し抜こうと努力していたんですよね。
- ただまぁ現代におけるグローバルな経済状況がそんな『戦争』状態とはまったくかけ離れた平和状況にあるかというと、おそらくそうでもなくて。むしろ世界的な競争激化=ルールと仁義なき戦いは、経済成長こそを至上命題にしたある種の戦争ということはできるのかもしれない。
- ポール・クルーグマン「大衆迎合赤字財政垂れ流しの誘惑?」 — 経済学101
- 以前の日記でも書いた気がしますけど、まぁやっぱりミクロな家計感覚とマクロな国家経済感覚を同一にしてしまうからではないのかなぁ。