男と女どちらが賢い?

あるある炎上ネタ。



http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43923
最近一部界隈でも盛り上がってた「弱者男性」のお話。でもまぁ単純に知能という点だけで見れば、特にその能力が重視される現代社会において女性よりも一部男性が苦しむことになるのは半ば必然でもあるんですよね。キモくて金だけでなく学もない男性たち。

男性は世界の多くの地域で、Y染色体を持つというだけの理由で、今なお社会的、法的特権を享受している。

 だから、男性の苦境を心配するのは、奇妙なことに思えるかもしれない。

 だが、懸念の根拠はたくさんある。男性は最上位層だけでなく、底辺にも固まって存在する。男性は女性に比べて、投獄されたり、子供から引き離されたり、自殺したりする人がはるかに多い。

 大学の学位を取得する人は女性より少ない。先進国の男子は、基礎数学、読解、科学で完全に落第となる率が、女子に比べて50%高い。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43923

これサマーズ先生が言った――それでハーバードを辞任することになった――ことほぼそのまんまですよねぇ。


この男女間における知能差で難しいのは、圧倒的大多数を占める一般人である私たちにとっては殊更に単純に優劣つけられる問題ではない、という点なんですよね。
確かに統計を見ると男の方が所謂「天才」になる可能性は高いものの、所謂「話にならないほどのバカ」になる可能性も同じく高い。そして逆に女性の方は前者が(男性よりも)低い一方で、後者も同じく低いわけで。サマーズ先生が演説で言ったのは、おそらく知能分布は男性の方が女性よりも二割ほど大きいのではないか、ということでした。
つまり平均値はともかく、知能分布の標準偏差は男女で違いが(おそらく有意に)あり、男性のそれは大きい一方で、女性のそれは小さい。これは確かに超トップエリート層の男性優位ひいては支配を証明する一方で、超バカ層でも男性優位ひいてはキモくて金のない男たちの存在を証明することになる。


さてこの構図の上で自分、あるいは自分の子どもが好きな方をどちらか選べる、と言われても多くの人は悩むのは確実でしょう。最早これは単純に優劣の問題ではない。
――この場合おそらく多くの人が「女性的な知能偏差」の方を選ぶのではないでしょうか。少なくとも僕なら絶対にそうします。強固に固定化された階級社会なんかでは天才爆誕一発逆転に掛けられる男性的偏差の方も選択肢にあるかもしれませんが、(徐々に変化の兆しはあるとはいえ)少なくとも平均並にやっておけばどうにか普通に暮らすことが期待できる日本のような現代社会ではより「平均値に近い」期待値を持てる女性の方が、ずっと遺伝子的に優れているんじゃないかと。落ちこぼれてしまった人たちの末路というのは、まさに素晴らしく発達した現代社会だからこそ逆説的に輝いてしまうわけで。
キモくて金も学もない男性が多いのは、男の劣った遺伝子が悪いんや!



男性的な偏差か、女性的な偏差か。
みなさんはいかがお考えでしょうか?