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2016年も『核なき世界』は後退中

先月の日記で「来年はどうなるか」なんて書いたものの、今年も新年早々「核抑止力の時代」であることを象徴するニュースだよねぇ



中国、「核」で米軍に対抗…「ロケット軍」発足 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
そういえば中国さんちが「ロケット軍」化を発表したそうで。まぁ理屈としては解りますよね。端的に言って、よりアメリカに対する抑止力を期待して。

1960年代に発足し、戦略ミサイル部隊の位置づけだった「第2砲兵」が「ロケット軍」へ格上げされたことは、中国が世界の核軍縮の流れに逆行し、核戦力の強化を進めている証左だ。スウェーデンストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、2015年1月時点の中国の推定核弾頭数は前年より10発多い260発で、核兵器保有国とされる9か国の中で唯一増加した。

中国、「核」で米軍に対抗…「ロケット軍」発足 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

しかし村山さんも某パレード病欠して良かったよね。あそこで披露されていたのってまさにこの『ロケット軍』の中核を担う戦力でもあったわけで。さすがに首相経験者だけはあるなぁと。



その意味で言えば、現代における素晴らしき前例・実践例となったのがあのウクライナでもあったのでしょう。あれだけロシアがやっても尚――もちろん通常戦力の不足という意味もあるものの――核戦争という最悪の事態を恐れる欧米は、結局最後までロシアに強い態度で臨むことができなかった。
CNN.co.jp : クリミア併合時に「核の用意も」 プーチン大統領 - (1/2)
プーチンさんなんてまさに「核を抑止力として使う」用意があったとぶっちゃけてたわけで。中国が「〇〇は歴史的領土であり、そこにある脅威を放置するわけにはいかない」と言ってもまったく違和感ない。
CNN.co.jp : 中国、南シナ海の人工島で試験飛行 ベトナムが抗議
かくして今だからこそ、中国は世界でほとんど唯一、核戦力の増強を続けている。最も新しい(事実上の)核保有国な北朝鮮さんちもあるし、唯一の被爆国である日本の周囲でこそこんな愉快な状況になっているのはひたすら皮肉なお話ですよね。イランの方はアメリカ中心に国際社会ががんばってくれたのに、しかし北朝鮮の方は失敗したまま放置され、既成事実として核兵器はほぼ定着した。


あれだけ「核なき世界」を訴えていても、結果だけ見ればまぁ見事に失敗している。まぁ昔から中国の核は綺麗だからセーフというのはネタにされてはいますけど。確かに中国「以外」は概ね減っているし、「あやまち」は繰り返していないのでセーフかもしれない。
素晴らしき核抑止力の時代が再び。


みなさんはいかがお考えでしょうか?