「不正な世論調査だ!」と叫ぶ人たちはたぶん安倍政権支持派による第五列じゃないかな

でも旧日本軍から続く伝統的光景でもあるかも。


【2017年春】世論調査不正論【有名人も多数】 - Togetter
わーたのしそう。幸運なことに尚も現代日本では言論の自由なんかも認められてはいるので、本人たちが身内のサークルの中でそうやって幸せならば、まぁそれも一つの生き方ではあると思うので好きにすればよろしいいのではないでしょうか。でも、むしろそうした振る舞いって自民党政権に寄与することになると思いますけど。
以下その辺の適当なお話。

世論調査の結果と、自分の感覚(経験からくる統計学)に納得いかない人が多いのだと思います。実際、マスコミの世論調査はおかしい。我々の感覚との乖離が大きすぎる。

【2017年春】世論調査不正論【有名人も多数】 - Togetter

実際、感情論が科学的根拠に勝るという場面は特にマスメディアではしばしばあるので、こうして騒いでみること自体は間違っていないよね。そのマスコミ相手に騒いでる時点であんまり勝算はなさそうですけど。
ともあれ、既に指摘されてはいますけども、あくまでも現代民主主義社会では世論調査はまず『選挙』ありきであって、世論調査だけ不正しても意味ないでしょう。もちろん「みんなが安倍政権を支持しているよ! きみもそうしよう!」的プロパガンダに使えない事もないでしょうけど、そんなバンドワゴンだけで選挙結果を大きく動かせるかというと怪しいし、不正しているだろう(としている)政府側の事情と同様に、そもそも露見リスクとリターンが見合ってない。
意味があるとすると、自分たちの政治的ポジションが実は少数派ではないのだ、と訴えているくらいの意味しかない。そう考えると、何故こうした人たちが選挙結果という身も蓋もない事実がありながらも、悲しくもこうした言説に走ってしまうのか少し理解できる気がするんですよね。
――一見少数派に見えるかもしれないが、我々がこそが真の「みんな」なのだ。
自分たちが致命的なほどにマイノリティであると、あるいは大多数の人たちがそもそも安倍政権の独裁性云々にそれほど興味がない、という事実を認めたくない人たち。でも一方でこうして多数派であろうとすることを健気に求めてしまうあたり、いかにも現代日本らしく民主主義的世界観を捨てきれない素朴な人たちでもありますよね。選挙によらない武力革命だとかバカなことをいう人たちよりはよっぽどマシです。
でもやっぱり、それこそ自民党を利しているとは思いますけど。


そんな風に「不正な世論調査だ!」とさけぶ人たちが多ければ多いほど、現状で多数派の人たちにとっては好都合でしょう。だってその方が劣勢陣営に必要な先ず正しい現状認識を持つことで、その上で打開策を練るという極々まっとうな反攻戦略を潰すことできるのだから。
その劣勢さを直視せずにただ不正だと見なしてしまうのは、むしろ利敵行為ですらあるでしょう。ザ・無能な味方。情報統制社会の末路としては、現実としてもフィクションとしてもあまりにも見慣れた光景であります。
今後を考える上で大前提であるはずの自身の正確な立ち位置・データすら正しく把握できないままに、間違った方へ努力しても優勢陣営を崩せるはずがないよね。いやまぁさすがに野党の人たちはもうちょっとマトモでしょうけど。でも斜め上の方へがんばっている今の野党のみなさんを見るとあまり笑えないかもしれない。



Ω<ということはやはり不正調査だと叫ぶことは既存権力者たちの陰謀だったんだ!
ΩΩΩ<……な、なんだってーっ!!!


がんばれ少数派の人たち。