『MagicScrollTactics』クリアした

E3での任天堂発表を見て某FE新作への期待は高まったものの、発売日まで遠すぎてどうにもできないモヤモヤを別ゲで発散するためのゲーム日記。FE聖魔のVCためだけにwiiU買おうか悩んでます。



MagicScrollTactics
ということで12時間ほどでクリアしました。これで1200円とかガチャよりお得! 宝箱も出るみたいなのでフリーマップも一度はクリアしたものの、周回での経験値稼ぎ無しで最終レベル90前後。初期メンバーそのまま。

上記画像は確か3-5ボスあたり。何故か1マス落とし穴がボス付近にあるので、そこに強いボスを誘導して両淵を味方で塞ぐとボコボコにできるいいゲーム。
稼ぎ無しでも道中はすんなりいけましたが、ラストはさすがにレベル上げしたくなる気持ちだったので、むしろいいバランスだったのではないでしょうか。実際ラスボス戦だけは苦労して4回ほど再戦。ボス本体よりも取り巻きででてくるドラゴンゾンビが強すぎるのがいけない。ラスボスですら即死はしないのにコイツに殴られると味方即死、加えて毎ターン999HP再生が解除不可とか。ナニソレイミワカンナイ。
無視してラスボスだけ倒す方法を模索しましたけども、結局諦めて出た瞬間に射殺してクリアしました。まさか少し前に拾った竜特攻装備がこのためにあったとは。これなかったら詰んでる。


基本的には陣形ゲーで、こちらの相互支援スキルが上手く機能する並びを維持しながら敵を釣って倒していく感じ。敵が初期配置で高所陣取ると途端につらくなる。一方で攻撃魔法はほぼ上方向への火力特化なので一応バランスは取れてる。
これってタクティクスオ……うっ、頭が……、オウガバトルサーガの続編はもう出ないんだ。そろそろ自分の人生と向き合う時なんだ。
ともあれ、個人的に初体験だった横視点SRPGでしたが面白かったです。押し出された移動先が確保できていれば、後から味方と同じマスを踏んでもちゃんと入れ替えてくれるのでそこまで詰まらないし。
逆に問題点としては、序盤から出てくる某キャラの銃の効果音だけ設定ミスってるのか耳に響くレベルで大きいので効果音の音量には注意しましょう。




ラスボス以外マップ攻略も特に詰まるところもないと思うので、以下キャラ寸評。名前ランダムっぽいので種族で。
フリーマップでの経験値稼ぎ無し&ジョブチェンジ無しでの評価です。

  • 主人公
    • 主人公補正で万能なんだろうなぁと思いきや、結局は書を読む係。書自体は強いので役割はある。3〜4章辺りでそれがなくなると途端に……。
    • スキルの充実っぷりから基本は物理メインだろうけれども、耐久はトカゲ、近接はわんわん、射撃は鳥にそれぞれ利便性で劣る器用貧乏感。それでもステータスは高く普段使いには剣と弓の火力自体は属性付与と各種必殺技でなんとかなるので、やっぱりタイミングよく書を読む係。
    • まぁ召喚士(物理)だからね。僕もサモンナイトやる時は物理派。
  • わんわん
    • 高速アタッカー。最初は主人公の下位互換なんじゃ……と思ってたらむしろ上位互換まである。
    • 移動力が重要なゲームで移動強化ができる『加速』があるので控えめにいって神。犬と和解せよ。
    • この子の『加速』で初手ターンも高所を先に取れるかどうかで大分そのステージの難易度が変わる。耐久は回避でカバーできるし、火力も必殺技と属性付与があるので十分。弓も剣も普通に使える上に、宝箱回収まで。主人公とは一体……。
    • 状態異常だけは怖いのでわんわんにはリボン系装備な。
  • とかげ
    • タンク。きちんと敵のヘイトを誘導さえできれば概ね安泰なこのゲームにおいて『挑発』『オトリ』は貴重。でもそれが難しいんだよね。それらは敵に一度殴られると消えちゃうし*1。加えて多数での乱戦になると、あっさり無視されて後衛が即死したりして無能感がすごい。『威圧』(ZOC効果)でのカバーを優先した方がいい気がする。
    • 盾装備で防御補正もつく未行動による「待機+」狙いで、下手に行動するより最前線で移動だけしつつ壁役に徹した方がいい。かくして、ほとんど常に待機してる。不動のトカゲ。
  • とり
    • 誰もが一度は夢見た高低差SRPGにおける飛行弓。しかしその実態は地面から高度2マスという文字通り浮遊の高度限界と、そもそもの移動力も平凡で浮遊できても思ったより自由に動けない。このゲームの機動性とはわんわんの事だった。
    • 本人の火力自体の控えめながら、1マスでも上にいれば高所ボーナス(というよりは下方向からの攻撃ペナルティ)が強く、上記浮遊できる程度の能力にもかなり意味がある。
    • しかし本命は『援護射撃』で、これがクッソ強く最初から最後まで主力。というかこの「高所を取れ」と謳うこのゲームの実質的支配者。こいつこそが召喚士とわんわんをアゴで使っていると言っても過言ではない。こちらの味方の物理攻撃には可能な限り乗せたいので位置取り(横射程4マス)に注意しながらプカプカ浮いていきたい。もちろん援護の効果を上げるために本人のスキルも火力特化させていきたい。
  • かえる
    • 火力魔法使い。攻撃魔法は物理では対応しにくい高所の敵の対策としては十分な強さではあるんだけど、わざわざその為にこちらが低層を取るほどの価値もなく。ということで密集しやすいのもあって範囲魔法は普段使いには色々モヤモヤ感が残る。上記とりさんの『援護射撃』が強すぎて、その分だけ魔法が火力としては劣る感じ。似たようなスキル(世界樹でいう所のチェイス的な)があれば良かったのにね。
    • あとSRPGあるあるの、ヌーカーの足が遅すぎてワープをとっても、ついでにMP管理上の弊害もあって、タイミング良く戦場に間に合わない。いいからエーテル飲んで物理職に攻撃強化配ってろとか言わない。
  • さかな
    • 僧侶。リジェネの回復量がバグってるのかってくらい強い。しかもバフ扱いなので通常ヒールや攻撃とは別扱いで同時ターンに撃てる。最強か。なので範囲化しておきたい。このゲームは援護射撃とリジェネゲー。
    • 育成方針としては素直にヒール系を伸ばすか、リアクティブスキル系を伸ばすか、バフ系を伸ばすか。リアクティブスキルは便利ではあるものの射程3マスが絶妙に短く、3マス後ろに置いといてもドラゴンブレスの範囲等でまとめて焼かれてむしろ被害が増えるまである。バリアは強いんだけどMP消費がでかすぎる。ヒール系(特に単体ヒールとレイズの高レベル)はラスボスで是非欲しいものの、リジェネが強すぎるのでそれ以外で出番はほぼない。
    • この子まで置物にするとさすがに攻撃役が減り過ぎるので、火の巻物辺りで暇な時は地道に殴っていきたい。

*1:ラスボスの二回行動は確実にこの特性への対策な感じ。それでも一発は吸ってくれるだけ十分なんだけど