あるいは周庭さんに続く反中闘士な女王への道でも踏み出そうとしている可能性が微レ存。
室井佑月氏 炎上発言の真意明かす 悪質デマには「訴えるしかない」（東スポWeb） - Yahoo!ニュース
ということで大炎上中のお方であります。
室井氏は「医療の現場の人たち、コロナに感染してきた人たちは被害者だから責めてはいけない」と前置きしたうえで「病院はこんなにコロナの患者を出しちゃったことは責められるべき。病院の経営者も反省すべき」との意見に、ツイッター内では多くの批判コメントが寄せられている。
室井氏はツイッターで反論し「病院で集団感染があった事実を美談にすり替えるのはやめろといいました。番組がそういう作りになっていたので」と切り出し「この間のマスクの時とおなじでこの件に関してデマを流している人がいるので、訴えることにしました」と主張。
室井佑月氏 炎上発言の真意明かす 悪質デマには「訴えるしかない」（東スポWeb） - Yahoo!ニュース
……うーん、まぁ、もうロジハラなレベルでボコボコにされているので、特にこの日記では室井さんの発言の瑕疵について詳らかにどうこう言うつもりはありませんが、しかし、いつものように天邪鬼な見方をすれば結構面白いことを言っているとも思うんですよね。
つまり、彼女のやっているような、ただ徒に管理者側の責任を追及するやり方をよりマクロな国際関係な構図に引用するとこうなる。
「武漢の現場の人たち、コロナに感染してきた人たちは被害者だから責めてはいけない」
「中国はこんなにコロナの患者を出しちゃったことは責められるべき。中国共産党も反省すべき」
「中国で集団感染があった事実を美談にすり替えるのはやめろといいました。報道がそういう作りになっていたので」
――おっ、これは「チャイナウィルス」を連呼するネトウヨ！
――もしくは外に敵を作ろうとするトランプ的振る舞い！
武漢の実態伝える記者拘束か 不明相次ぐ 当局は「美談」報道指示｜【西日本新聞ニュース】
いやあ、まさに現在進行形で「コロナに勝った中国」を官製美談としてプロパガンダしている中国に間接的に物を言うなんて、室井さんは本当にリベラル、あるいはその発言を許すなんて『ひるおび』って反中ネトウヨ番組なんだなあ！
ということで彼女の発言って割とこのコロナ問題で「反中」なお気持ちを噴き上げているネトウヨな人たちとかなり近いことを言っていると思うんですよね。
「コロナを世界に拡散させた中国こそ責任を採るべきだ！」と叫ぶ人たち。
まぁそれこそ本邦に限らず上記のようなことを言う人は世界中にいっぱいいるわけだし、やっぱり殊更彼女だけがズレている、というわけじゃないと思うんですよね。
逆説的に、本邦でもこの愚かな発言に正しく批判が集まっているということは、感情的な中国征伐論へのカウンターがあることを間接的に示唆しているのが安心材料になっているとも思うんですけど。
……まさか、この効果を狙って！？
（もちろん情報隠蔽など明らかな過失は別として）
感染症対策における禁じ手である中国責任論を無邪気に叫ぶ人たちと、
感染症対策における禁じ手である病院責任論を無邪気に叫んでしまう彼女。
両者の発言はそれぞれ一周回って――ー日本だけでなくアメリカなど世界的に見ても少なくない――反中論者たちとかなり近いことを言っているのって面白いよね。
世界は反中ムーブメントで一つになれる可能性を提示している。
やっぱり個人的にはその責任を追及させて結局何をさせたいの？ という気持ちには素朴になってはしまうんですけど。
どちらも正義感を暴走させているだけで何も考えてないだけとか言わない
みなさんはいかがお考えでしょうか？
