時間ギリギリなので縮小更新。
核戦争による飢饉で文明は終わる、研究 写真1枚 国際ニュース：AFPBB News
いやまぁ理屈としては解ります。
ヘルファンド氏は、限定的であっても核兵器が使われれば、世界に破局的な影響がもたらされると述べている。現在の核兵器は1945年に計20万人が殺りくされた広島・長崎の原爆よりもずっと強力になっている。「米国とロシアの間で大きな戦争が起きれば人類は滅亡する恐れがある。そうした戦争が起きれば、地球のどこかで生き残る人がいたとしても、今までに人類が目にしたことのあるものをはるかにしのぐ大混乱が生じるに違いない」
今回の論文では、英国から独立して2国に分かれた1947年以来3度の戦争をしているインドとパキスタンを検討した。両国関係は長年緊張しており、双方とも核兵器を保有しているためだ。
核戦争による飢饉で文明は終わる、研究 写真1枚 国際ニュース：AFPBB News
ただまぁこの研究ってむしろ核の『抑止力』を引き上げかねない面もありますよね。実際、現代の核兵器の基本戦略と言えばMAD＝相互確証破壊であるわけで。その選択という天秤に乗る景品の価値を限りなくあげることで、核兵器を使用を躊躇させる。その戦略は（これまでの所は）概ね上手くいってきたわけです。少なくとも現実の歴史においては、核兵器の悲劇は最初の二撃だけで抑制されてきた。
核戦争の影響を正確に予測することは不可能だが、ヘルファンド氏は、核保有国の政策立案者たちは核による飢饉の可能性を十分に検討していないと警告し、核による飢饉を避けるには核廃絶しかないと指摘する。「あまりに規模の大きな災害で、準備などまったく不可能。避けるしかない」
核戦争による飢饉で文明は終わる、研究 写真1枚 国際ニュース：AFPBB News
限りなく「ちきゅうはかいばくだん」の威力を強調してしまってもいる研究。こうして核兵器の強力さを強調すればするほどその「使用のハードル」は低くなるかもしれないけれど、しかし「所有へのハードル」は下がってしまうんじゃないのかと。
「俺に核を使わせたらお前の国だけじゃなくて世界もヤバイぞ！」なんて。
確かにそれは、真実であれば、この世に存在する最強の『脅迫』でありますよね。
みなさんはいかがお考えでしょうか？
