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手抜き日記。
 

 

 

 

 

 

 

ファイアーエムブレム 風花雪月』青獅子の学級編 ルナティック攻略日記 その二(EP3~5)

前回『ファイアーエムブレム 風花雪月』青獅子の学級編 ルナティック攻略日記 その一(EP0~2) - maukitiの日記から。

 

ルナティック・クラシックモード
引き継ぎなし
全員生存
成長吟味なし
スカウトなし
ターン浪費によるボスチク等の稼ぎなし
他プレイヤーからのレンタルキャラなし

 
 

  • EP03「マクドレド奇襲戦」
    • ハードまでは、かとりーぬさんがつよすぎるまっぷ。
    • ルナティックも、かとりーぬさんがつよすぎるまっぷ。

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    • さすがお手軽にルナ攻略するなら最重要キャラとも言われる性能で、ルナでもほっといても死ぬ未来が見えない。貧弱なボーヤな自軍では視界外から蛇毒持ちに複数回撃たれるとドゥードゥーですらやばいので、暗闇中はおとなしくカトリーヌさんの後ろを付いていく。暗闇が終わった後は敵範囲を見ながら処理していくだけ。

 
 

  • EP04「女神再誕の儀襲撃戦」
    • みんな大好き死神騎士登場。そのお披露目もあってか彼にさえ触らなければ、ここって敵の反応範囲も解りやすいしおそらく全マップでも一番難易度低いんですよね。逆にこの序盤から倒そうとするとめんどくさくなりますけど。僕はさすがにリセマラめんどくさそうなのでスルーしてます。
    • ということでこちらの平均Lv7前後なのに相手の敵Lv14とかいう相変わらずのルナティック感ではありますけども、闇パスさんを無視するなら概ねどうにでもなる。25ターン制限もかなりガバガバだし。
    • 基本戦術としては、東西分担で二部隊に別れるか、片側集中か。後者でもボス前を通ってぐるっと一周するつもりでやれば楽勝だけれども、死神騎士の範囲もあってわりと狭いのでむしろ渋滞するのがめんどくさいっていう。まぁお好きな方でやればいいと思います。

 
 

  • EP05「ゴーティエ家督争乱」
    • マップの仕掛けとしては、南北から出てくる増援対処と、中央ボス部屋の弓範囲に引っ掛けるといきなり全員動き出すザ・罠。
    • ハードまではむしろ壁越しに弓撃ってさっさと終わらすのが順当だったけれども、さすがに『すり抜け』持ちの多いルナでそれをやるとクッソめんどくさくなるので非推奨。基本的には順番に、弓範囲に気を付けながら「最初のスタート地点増援二回対処」→「北側通路の増援二回対処」→と進行順に処理していくだけの一方通行な単純なマップ。
    • なのでおじちゃんは邪魔なので最初の増援時に見捨ててさっさと退場願う方が楽。

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    • 一番大変なのがボス変身後。さすがにルナだとここまでの雑魚戦で各種計略や魔法回数を消耗しているので、正面突破よりは壁越し攻撃されるように誘導して引っ掛ければ後はボスチク稼ぎできるお手軽ボスに。
    • なので射程外から撃てる3マス攻撃できるアーチャーいるとすごい楽。僕はいなかったのでめんどくさかったんですが、丁度『引き寄せ』覚えたタイミングだったので攻撃役を引き寄せて逃がせるのでこれはこれで楽でした。これFEHでよく見た光景!

変わっちまった悲しみは

なにのぞむなくねがふなく。


東京五輪への「旭日旗持ち込み」問題 新聞社説が“賛否両論”真っ二つに分かれた理由 | 文春オンライン
お客さん来襲でめんどくさくなりそうだったので、基本的にはスルーしてきた旭日旗ネタではありますけども、そろそろ適当なことを書いても許してくれそうな心の広い人しか残ってなさそうだし以下適当なお話。
でもまぁこのお話については専門家である木村完先生の論文『旭日旗問題に見る韓国ナショナリズムの新側面*1』を読もう、で概ね終わってしまうお話ではあるんですが。

決議は、五輪開催期間とその前後に、旭日旗のほか、旭日旗を描いたユニホームや応援グッズの競技場への搬入や、これらを用いた応援の禁止を求めるという内容だ。
また、国際社会に対して「旭日旗が持つ帝国主義的な意味を積極的に知らしめ、国際競技大会だけでなくすべての公式的な国際行事で旭日旗が使用されないよう、積極的な外交努力を注ぐこと」を韓国政府に促すとしている。
決議案は、出席議員199人中、賛成196人、棄権3人で通過した。

旭日旗の五輪会場持ち込み禁止を韓国国会が決議 すべての国際行事でも要求 - 産経ニュース

個人的にも今度の五輪でも「自粛」こそ(中短期的には)ベターな選択肢だとは思っていますけども、上記のように「要求」されたらまぁ安易に折れにくくなってしまうのも現実政治として理解できてしまうお話ではあります。
上記木村先生の論文の結論部分としては、旭日旗への反発は「具体性がない」故に着地点が無いまま拡大していくだろうとありましたけども、その拡大した先が韓国議会での圧倒的賛成による「すべての公式的な国際行事で旭日旗使用禁止」決議まできてしまうとは。




ともあれ、怒りが有頂天な人もあるいはアベウケイカ反対ムーヴな人もそれぞれ居て迂闊に触れると大変めんどくさい話題になってしまったこのお話ですけども、しかしこのお話って私たちの「過去認識」「歴史認識」について、とっても示唆的で解りやすく教えてくれるお話だとは個人的に思っているんですよね。
私たち人間にとって、過去は絶えず変化していくモノである――という普遍的なことを改めて教えてくれるよくできた教材として。
だからこの韓国社会の旭日旗への意識の変化について、それを受けての「昔はそうではなかった! おかしい!」という反発ってあんまり意味がないんですよね。
昔はそのように解釈されていなかった。今はそうした解釈が主流である。というだけ。
かつてはスルーされていたものが、あれよあれよと重大なシンボルに。



これは韓国社会特有というわけでも、あるいはそれが良いとか悪いとかじゃないんですよ。
なぜなら誰しも私たちの歴史認識・過去認識とは、時間と共に移り変っていくものなんだから。
アンリ・ベルグソン風に言うならば、私たちの記憶とは再解釈を繰り返す行為である、と。
私たちが過去を思い出す時、その重要性は「現在の」価値基準に影響を受けている。故に過去の歴史への認識は常に再構築されていく。過去とは不変でも不動でもなく、柔軟性に満ちている。私たちの意識にある過去は再形成を続けていく。
この繰り返され続ける記憶の再解釈というプロセスこそが、私たちヒトとサルを分けることになった能力の一つであるかもしれない。




中国の天安門事件の扱いや、あるいは今でもネタにされる旧ソ連時代にあった消えたトロツキーの写真*2など、共産主義政治の歴史改変を哂う私たちではありますが、あれって恥も外聞も捨てた(それをしてもゴリ押しできるだけの強権があることの裏返しでもある)ことを堂々とやっているだけで、私たちの記憶の認識や価値基準の変化という構図が身も蓋もなく表出しているに過ぎないんですよね。


ここで重要なのは、それこそ上記中国やソ連の歴史修正のように、こうした「変化」が必ずしも前向きでポジティブな変化であるとは限らないということでしょう。
――今回の韓国社会での旭日旗に対する変化がどちらであるかは、もちろんさて置くとして。
過去への認識が変化すること自体は普遍的にあることなんですよ。ちなみにこうした意識の変化がより起きやすいのは、地理的移動や社会階層移動が伴うと再解釈の度合いもそのように大きくなるそうで。まぁ本邦でもよくウザがられる「出羽守」なんかもこうした構図ですよね。


私たちは、悲しいことに歳をとっても必ずしも賢くなるわけではない。今日の歴史認識が、昨日の歴史認識に対して絶対的に優位なわけでもない。
私たちが子供の頃には価値あると信じてきたモノが、大人になるとまるで醒めた視線になってしまうように。
それを成熟と呼ぶか、老化と呼ぶべきか。
あるいは幼年期の終わりと呼ぶべきか。
だからこの変化をただ安易に「進歩」「進化」と呼んでしまうのはちょっと違うよね。まぁ「リベラル」なポジションとしては正しいのかもしれませんけど。


変化していく歴史『認識』について。
変わってしまったこと自体を責めても意味は無くて、変わってしまった韓国と私たちはどう付き合っていくのか、こそを考えるべきなのでしょう。まぁあちらはあちらで「変わってしまった日本」という構図でもあるのかもしれませんけど。
私たちは同じ認識のままではいられないのだから。




かといってもちろん僕にはこの旭日旗問題について何か銀の弾丸的な案があるわけでは絶対にないので、
みなさんはいかがお考えでしょうか?

『ファイアーエムブレム 風花雪月』青獅子の学級編 ルナティック攻略日記 その一(EP0~2)

一部のオタクだけ待ってたであろうルナティック実装当初のブームには乗り遅れた感ありましたけど、別ゲーも一段落着いたのでぼちぼちやっていきたいと思います。


ともあれ、恒例の縛り

ルナティック・クラシックモード
引き継ぎなし
全員生存
成長吟味なし
スカウトなし
ターン浪費によるボスチク等の稼ぎなし
他プレイヤーからのレンタルキャラなし

事前の攻略情報なんか眺めていると、レベル上げがキツいのとスカウト縛りがキツそう。ていうか結局これで三学級全部スカウトしてないので教師組誰も使えてないのはちょっと寂しい。
前回の黄学級は、最終的にマリアンヌちゃんをえこ贔屓してさいきょーキャラ育成してたのしかったです。
ていうか普通に赤より黄ルートずっと難しくて、引き継ぎありでやってもラスボスが普通に強い。引き継ぎ無しルナだとあれどうなってしまうのか今から戦々恐々してます。




  • EP0「夜明けの遭遇戦」
    • いきなりステータスの暴力で追撃されたりしないし、あんまり難易度の変化を感じなくて安心。使わない赤黄級長たちの装備剥いでおわり。

 
 

  • EP1「鷲と獅子と鹿の戦い」(SS撮るの忘れてた)
    • いきなりレベル差によるステータスの暴力で蹂躙されるクライマックスだぜ! 前回装備剥いでポイ捨てした恨みなのか、クロードとエガちゃんがクソ強い。こちらの初期面子ではどうやっても届かない速さからの高火力二連撃。二発とも当たると相手は死ぬ。更にこちらは戦技使っても命中が100%いかない悲しみ。
    • クロードは起動に同時反応するのがヒルダちゃんだけなのがまだ救い。柵の外からヒルダちゃんを手斧範囲で待って、同時に回り込もうと分断してくれたクロードを射程外で待って近づいてきたところを即殺すれば簡単。
    • 問題は赤組で、黄色教師を倒すと動き出すエーギルヒューベルトエガちゃんの三位一体攻撃。特にエガちゃんは避けられないとまず死ぬ。マップをぐるぐるしながら分断するか、下がりながらヒューベルト辺りを処理するしかない。
    • 分断に失敗すると、森待機でのお祈り回避ガチャするしかなくなります。しました。

 
 

  • EP2「赤き谷の討伐」
    • このマップ前回までのハードでは、なんでマップ前会話で級長が「橋を渡るか~云々」を言っているか解らなかったんですよね。渡るに決まってるやんけ。
    • ルナティックでは動く敵を全部処理するまで渡れませんでした。しかも近接の敵雑魚が『すり抜け』持ってるし。
    • みんなもまったく無警戒だったすり抜けで後衛が殺されて学んでいこうね! ぼくは学びました。

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    • なのですり抜けられないように橋の後ろのマスを埋めて、メイン盾のドゥードゥーで地道に釣る作業を15ターンほどすることになります。幸い弓相手なら誰で受けても即死はしないので。傷薬がぶ飲みしていきましょう。ライブとかどうせ速攻でなくなります。
    • 橋を渡らないまま全部敵を処理できれば後は消化試合。ちなみに僕はここで38ターンかかりました。

 
 

  • ねんがんのフリーマップ解禁。
    • これでハードでもやったように安易に突っ込んでくる橋で敵を足止めして、うしろから間接攻撃雑魚チクでレベル上げするんだ~。

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    • うーん、ふぁいやーえんぶれむ初心者かな? 
    • ということでルナティックのフリーマップでも経験値減らされているだけでなく、すり抜け蛇毒祭りとかいうどこかのFEH飛空城で見たような害悪マップとなっていました。

 
 
 

ここまでで得られた角度

改めて散策で地道に指導ポイント貯めていくのちょっと楽しい。


青学級の面子として有用なのは、最初から力+4の応援できるアネットと、メイン盾きたこれで勝つる!なドゥードゥーあたりが特に。序盤は応援付きパンチでわりかしどうにかなります。
戦術は先生にまかせろ。戦略は先生にぜんぶあげよう。
魔法キャラは最悪ライブさえ振ってれば経験値は入るので、なるだけ前衛キャラ(ディミドゥあたり)でトドメを。



次回ファイアーエムブレム 風花雪月』青獅子の学級編 ルナティック攻略日記 その二(EP3~5) - maukitiの日記

それをお金で黙りますか?

さすがサンデル先生は慧眼だったなあ。


中国の圧力に「無条件降伏」したNBAの罪 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
これは身も蓋もないお話。でもまぁこの問題の本質的なことを言っているとは思います。
ただ、今回の件こそ大騒ぎにはなっていますけども、ある程度関心があるだろうリベラルなポジションからすれば、この過剰な「対中配慮」という構図がいきなり生まれたわけでは決してないのは今更でしょう。

事実、中国が国外に拡大している検閲とも言える動きに、多くの企業が追従している。例えば、チベットを支持した従業員を解雇したホテルチェーンのマリオット・インターナショナル、国際便の「国・地域」の表記リストから台湾を削除しろという中国の要請を受け入れた欧米の航空会社、反体制派とされる人々の電子メールアカウントを中国側に提供したヤフー......。

中国に対しては、卑屈な姿勢を見せて謝罪することが当たり前になっている。たとえそれが、非常に理不尽なことでもだ。

中国の圧力に「無条件降伏」したNBAの罪 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

「インターネット企業は自由すぎる」と考える人びと - maukitiの日記
「Don't be evil」のevilが意味するモノってなぁに? - maukitiの日記
うちの日記でもちょくちょく触れてきましたけど、大人気のNBAで、あるいはオタクに人気のBlizzardで、とにかく視聴者の多い場所で可視化されたというだけ。
――そこにある論理も単純で、彼ら彼女らはただただ市場原理に基づいて、彼らはそうしているだけ。


この点については、さすが『風刺』については一日の長があるサウスパークが的確なことを言っていましたよね。

「私たちは自由と民主主義よりお金を愛しています。習(国家主席)はくまのプーさんにまったく似ていません」

米アニメ「サウスパーク」、中国で閲覧不可に 制作陣が「謝罪」 - BBCニュース

うーん、ものすごいお言葉。でもだいたいあってる。お金で買えないモノより買えるモノの方が多いだから当然だよね。
ただ中国共産党というだけでなく、私たちの方も同じくらい耳の痛くなるお言葉。


ということでこの構図ってもちろん経済成長を経て超大国に足を踏み入れつつある「大国中国との付き合い方」という新しい一面がある一方で、
しかしもう一つ、こちらは1980年代から30年ほど続いてきた――そしてウォール街金融危機後に頂点を迎えた――市場信仰の問題でもあるわけでしょう。
市場は、価値の善悪、道徳的正しさ、正義の有無を判断しない。
まぁこれは私たちにとって一面の救いでもあったことは否定できないわけですよ。骨肉な政治的な党派性の争いから一歩身を引いていられる。「慎みある大人の態度」としてそのような善悪の問題からは身を引いておくべきである、なんて。
私たちはまさにそうした市場価値こそを愛してきたわけで。それこそサウスパークに揶揄されるように、さもすれば自由と民主主義よりも。


結局この構図って、むしろ賢い中国は私たちが見て見ぬフリを続けてきたこの陥穽をうまく利用している、というだけに過ぎない。
それこそ株主至上主義の弊害って、上記リンク先でも指摘されているようにまぁこれに限らず労働環境や環境汚染などもあって、昔からの定番ネタでもあるわけでしょう。
その対応策の一環として大企業は自社利益だけではないCSR=『社会的責任』という価値観を広めてきたわけで。それが、相手が中国だっていうとご覧の有様っていうのはちょっと面白いよね。

国連グローバル・コンパクトの定める4分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10原則は、いずれも世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められているものです。国連グローバル・コンパクトは、企業が影響の及ぶ範囲内で「人権」、「労働」、「環境」、「腐敗防止」の分野における一連の本質的な価値観を容認し、支持し、実行に移すことを求めています。

国連グローバル・コンパクトの10原則 | グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

グローバル・コンパクトってなぁに? それおいしいの?




だからこの問題への言及って、政治家にとっては二重の意味で「美味しいネタ」でもあるんですよね。
横暴な中国に立ち向かうマッチョな政治家というだけでなく、利益至上主義で強欲な大企業たちを真っ当に批判できる中間層貧困層へのポジティブなアピールの場としても。

 一方、ロケッツの長年のファンであるテッド・クルーズ上院議員(共和、テキサス州)はNBAが「恥ずかしくも引き下がった」とし、モーリーGMによる当初のツイートは「誇り」だとコメントした。来年の大統領選挙に向け民主党候補の指名を争うテキサス州を基盤とするベト・オルーク、フリアン・カストロ両氏も中国に謝罪したNBAを批判した。

中国に謝罪したNBAを米政治家が批判-香港巡るツイート発端 - Bloomberg

更に共和党な保守派からすれば、これまで散々リベラルなことを言ってきた大企業たちの誠実さを問うことで、一層オトクな一石三鳥ですらある。
傲慢な中国と、強欲なグローバル大企業へ、正義の鉄槌を。


ちなみにここで困ってしまうのは、端から見ている分には愉快なのが、今後の企業たちの対応の方でもあるわけで。
既にグーグルやアップルがネットユーザーからそうされているように、愉快犯混じりに「では香港の人権状況についてどう思っているのか?」と質問されたら……。
Blizzard ニンテンドースイッチ版「オーバーウォッチ」の発売イベントを中止 - Kultur
そりゃブリザードさんもイベント中止しちゃうよね。かしこい対応だと言うしかない。




ということで、個人的にはこの騒動は現代世界の縮図っぽくてクッソおもしろいのでもっとやれという感じであります。
対中問題と、そして株主至上主義と。
それらが悪魔合体して生まれたこの構図に、これまで建前としてはリベラルな「普遍的」価値観を讃えてきた企業たちは、中国に対してこれからどのような態度をとっていくんでしょうね?


みなさんはいかがお考えでしょうか?

通常日記

手抜き日記。
 

 

 

 

 

 

 

  • 園児のピアス、母国の風習でも駄目? 理解得られず入園辞退(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
    • 少し前に歩道で交通事故巻き込まれた悲しい事故と、そしてそのことへの愉快な批判、がありましたけどもまぁ文脈としては近い所にありますよね。かくして「善き」保育士たちはゼロリスクを強要されていき、その帰結が上記事例のような形で出てくると。絶対コレ誤飲などで事故が起きたら保育園側が責められるの目に浮かぶ案件でしょう。
    • だから別に第一義的には多文化社会やなんやらっていう次元の話ではないと思うんですよねえ。(行き過ぎた)安全管理を要求される彼ら彼女らの自己防衛のお話。

 

 

 

 

 

 

 

「いつの日かわれわれもだれかにクルドにされるかもしれないということを、決して忘れないようにしよう」

ハイチ代表はやっぱり良いこと言っていたよねえ(三回目)。



シリア北部で7万人が避難 クルド人勢力、トルコに反撃 写真19枚 国際ニュース:AFPBB News
ということで本邦が台風やらで大騒ぎしている間に、国際社会はトルコのシリア(クルド)侵攻で大騒ぎであります。
CNN.co.jp : クルド人は「第2次大戦で米国助けず」 トランプ氏、攻撃容認を説明
そしてそれに伴って、更に油を注いでいるというか戦後国際秩序の根幹に挑戦していると見られかねない発言をしているのがトランプ大統領の爆弾発言でもあるわけで。

ルビオ上院議員は「クルド人は米政権の要請を受け、シリアでの対ISIS作戦において主要な地上部隊の役割を果たしていた」と指摘。そのうえで、政権は「エルドアン大統領と取引してクルド人排除を容認した。我々の名声や国益への損害は計り知れず、長年にわたり影響が残るだろう」と述べた。

CNN.co.jp : クルド人は「第2次大戦で米国助けず」 トランプ氏、攻撃容認を説明

見事に、あまりにもあっさりと、『イスラム国』との戦いで先頭に立ってきていたのにアメリカから見捨てられてしまったクルドの人たち。かなしいね。


このトランプさんの発言が「爆弾」扱いなのは、それはまぁアメリカと同じように同盟していた人たちが「次は自分かもしれない」と恐怖を抱き行動に移す可能性がある、という少し考えれば誰にでもわかる単純な論理でもあるわけで。
アメリカがなぜわざわざリスクを払って同盟国に『核の傘』を提供するのかといえば、つまりそういうことでもある。
――特に私たち日本なんてその筆頭でもある。
自称平和国家な私たち日本ではありますけども、いざという時に何をしでかすかわからないのは、それはもう大きな前科があるんですよね。であればこそ歴代アメリカ政権は日米安保を東アジアにおける日本の拘束具としても見てきたわけで。


といっても私たちはアメリカの、トランプ大統領の決断に文句を言うことはできても、しかしクルドの悲劇に対してアメリカ以外の自分たちが何かできるわけでもない、ということも覚えておかなければいけない現実でもあるわけでしょう。
アメリカという同盟国が何もしないというだけでなく、国連も、国際社会も、「いざという時」にも何もしてくれない。
ロシアや中国の大国としての振る舞い、あるいは北朝鮮核兵器を振りかざす行為でもそうでしたけど、それはトルコでも同様だった。
アメリカも、ヨーロッパも、国連も、国際社会()も、何もしてはくれなかった。


かくして国家安全保障を考える当局者たちは、その多くがリアリストな視点へと収束していくわけですよね。
結局は自分を救ってくれるのは自分たちしか居ないのだと。
なぜ保護主義は戦争を招くのか? - maukitiの日記
政治的孤立主義への道へ。



かつて1935年にイタリアがエチオピアに侵攻したものの、国際連盟の圧力と制裁は結局その侵略行為を止めることはできなかった悲劇に際して、国際連盟のハイチ代表の言葉がふたたび蘇る世界へ。

「大国か小国か、強国か弱国か、近隣の国か遠方の国か、また白人の国か非白人の国かを問わず、いつの日かわれわれもだれかにエチオピアにされるかもしれないとうことを、決して忘れないようにしよう」*1

エチオピアの運命よりも大事なことがある故に彼らは見捨てられた。まぁヒトラー対抗の為のヨーロッパ協調の優先だったことを考えれば一定の擁護もできなくはない(結局それも失敗したんですけど)。
だからトランプさんの「金のムダだから」という意見には一応の説得力があるんですよね。だってお金は大事だもん。
それよりも他に優先すべきことがある故に、彼らは見捨てられる。
トランプさんほどあからさまではないものの、私たち日本だってやっていることは同じでしょう。日本社会の平和と安寧の為ならば、クルド人が何万人死のうが何十万人が難民になろうが知ったことではないのだから。



いやあ軍靴の足音が聞こえてくるよねえ。
それはなにも、とある独裁者の思い付きでも、あるいは国民のウケイカからでもなく、「いざというときには同盟国も国連も、窮地の自分たちを誰も救ってはくれない」という国際社会の現実に後押しされる形でこそ。


ウクライナの時もそうでしたけど、今回のクルドの件でも、多くの国々が同じことを考えているんじゃないかな。
「いつの日かわれわれもだれかにクルドにされるかもしれないということを、決して忘れないようにしよう」


みなさんはいかがお考えでしょうか?

*1:国際紛争』第六版P120