これを「危機管理がなってない」例に入れていいのか悩む

活字中毒R。
ワインの居酒屋持ち込みはあり? ばななエッセイに賛否両論 : J-CASTニュース

東京の居酒屋におみやげのデザートワインを持ち込んだら、店長から「困る」と説教され不快だった――。あるブロガーが、作家よしもとばななさんのこんなエッセイを紹介したところ、店長らの対応にブログなどで賛否両論が出ている。

ワインの居酒屋持ち込みはあり? ばななエッセイに賛否両論 : J-CASTニュース

よしもとばなな祭りだったらしいです。
まぁ内容に関してのあれこれはもう語り尽くされてるのでさて置き。





以前の日記でも書いたんですが、
現在のインターネット世界は、馬鹿な発言が大いに更に馬鹿にされる団、となっているんです。


普通に考えて、このよしもとばなな氏の発言を見れば、「あー叩かれそう」と思うのは別に不思議な事ではないと思う。
っていうか、むしろわざとそのように書いてるとしか思えない。

もしも店長がもうちょっと頭がよかったら、私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ。

とか。いや絶対書かなくていいんじゃないのこんな事。
「最近のチェーン居酒屋はマニュアルに杓子定規でつまらないですよね、そう言えば以前こんな事があって〜」
と、無難に書いておけばここまでの騒動にはならなかったはず。
そう考えると今やネット中に極ありふれている「余計な一言が招くよくある炎上の例」でしかない。



振り返って考えると、よしもとばなな氏は作家なわけで。
僕のようにただ趣味で日記で駄文を書き散らかしてていい立場の人間じゃない。
まぁそれで食っていける人も居るんでしょうけど。


前述のように無難な文章だけじゃ誰も読みませんよね。しかしそれでは作家は生きていけない。
そう考えると今回の文章に散りばめられている様な「ナチュラルな上から目線」こそが重要であったと。
無難な文章+ナチュラルな上から目線、これがよしものばなな氏の作家としての価値であると。
それが好意か悪意かはともかく、人の目を集めた事には間違いない。
その事を、商売をしている作家として正しい行為、と言う事は確かにできると思う。


正論をただ述べるだけなら誰でもできる。
だからといってそれを読んでもらえるかはまた別の問題ですけど。
「正常位じゃ誰もイけねえんだよ、ロック」いやまぁ確かにその通りです。


そしてよしもとばなな氏は自説を展開する為に正しい行動を取った。
それを狙ってやったのか、もしくは天然なのかは知りませんけど。