それを抹殺する勇気も、かといって信じぬく愛もない僕たち

Twitterで田村ゆかり(@yukari_tamura)にブロックされた人まとめ
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20100119230738


Twitterやってる有名人に対して、馬鹿な中傷するのってどうなの? という話。


概ね、こうした話は三点に収束する。
馬鹿が悪い、システムが悪い、(この場合は)Twitterするのが悪い。


こうした場合に「馬鹿が悪い」というのは楽ではある。それで話はとりあえず終わるから。んじゃだからと言って馬鹿な事をした奴に対して「馬鹿」と罵った所で、今後はそうした行為が無くなるのかと言えば、絶対にそんな事はない。馬鹿は永遠に(多寡はあれども)再生産されていく。
単純に彼らを馬鹿と罵る事と、彼らを「悪い」と言う事は似ているようで違う。
もしそれが本当に「悪い」ならそこを改善する以外に、こうした悲劇を繰り返さない方法はない。ならばどうすればいいのか? 馬鹿を社会的に、あるいは物理的に抹殺すれば良いのか? と言われればまぁ大抵の人はそこまでする事はないと言うだろう。


結局の所、馬鹿を完全に抹殺する意思が無い限り、彼らが悪いと幾ら言った所で何も解決しない。
偶にそんな事を本気で実行しようとする馬鹿が表れる。主に赤い人達で。そうして大概は「馬鹿」を抹殺じゃなくて「自分を馬鹿と言った奴」を抹殺する。


という事で私のお勧めは後者二点です。
システムが悪いと言うのは誰も傷つかないのでお勧めです。しかしあんまり「社会が悪い」とか言ってると馬鹿に見られちゃうぞ!
そもそもTwitterなんてするのが悪い、これは限りなく正解に近い。Twitterなんてしなければ事業仕分けの意趣返しとしてR4なんて呼ばれることもなかったのに。(日本の伝統的で独創的な形相の仮面似の)顔なんて言われる事もなかったのに。
とは言うものの大抵の場合は本人の好きで(事務所の意向だったり、あるいは純粋に興味や親切心)やっているので続けるのも止めるのも好きにされるとよろしいと思います。


そんな日本でよく見られる「性善説を前提としたシステムの失敗例」でした。