欧州の静止する日

というわけで地味に大事になってるアイスランド火山噴火の話。ええタイトルオチです。


アイスランド火山噴火、米国便も欠航 「9.11」以来の大混乱 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100418-OYT1T00007.htm
昨日は勢いでネタにしたものの、実際大変な事になってるらしい。火山灰による航空機エンジンへの悪影響によって、欧州の航空便が離発着だけでなくほぼ完全にストップしていると。なんというか、飛行機って思ったより簡単に止まる物なんだなぁと無知の知という感じです。
この火山が前回噴火したのが1821年らしい。そりゃその時にはまさかこんな事態になるとは想像もしていませんでしたよね。ライト兄弟でさえ1903年ですよ。文明の進歩がもたらす社会被害の拡大。恐らくあの時はこれほど直接的な悪影響はなかっただろうに。他にもこんな火山あるんだろうなぁ。
このニュース等では被害は数日で終わると見ているものの、前回の噴火は一年以上続いていたそうで、さて今回は一体どうなるんでしょうか。
そういえば拾い物でこんなのがありました。デンマーク国立環境研究所の噴煙飛散予想。
http://www2.dmu.dk/atmosphericenvironment/Vulkansky/dreameu_ani.gif
地球すごいよ地球。ていうか結局アイスランド自身には殆ど掛かってないのがすごい。


「噴火?仕方ないよ」、何事にも動じないアイスランドの人びと 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
上記噴煙飛散予想見てからこの記事を改めて読むと、「そりゃアイスランド自身にはほぼ被害ないしな」とほっこりした気分になります。あったとしてもそれが日常だと。
しかし少し前の金融危機といい今回の件といい最近のアイスランドはまさに地獄の蓋ですよね。いやまぁ前者は人為的なんですけど。