ゲームで「脳トレ」(ただし数十時間プレイに限る)

ゲーム脳の正しい使い方のお話。


アクションゲームをやりこむと早く正確な判断が下せるようになる - GIGAZINE

視覚や聴覚から得た情報をもとに脳が常にさまざまな可能性を計算し判断を導き出すこの過程を「確率的推論」と呼ぶそうですが、「正確な判断を下すには最低限これだけの情報が必要」という情報量のしきい値が存在します。アクションゲームのプレイヤーの脳は視覚や聴覚から効率的に情報を収集することができ、集めた情報量が判断を下すためのしきい値に達するのが早いため、ゲームをしない人より早い判断ができるとのことです。

アクションゲームをやりこむと早く正確な判断が下せるようになる - GIGAZINE

へーという感じですへー。
訓練=効率化=速度UPという過程は確かに理解しやすい話ではあります。しかしそれが実生活に長期的に役に立つかと言うと微妙は話なわけで・・・・・・。
よくピアノの練習をサボると元に戻すのにすごい苦労する的なお話がありますけど、あれに近いと思うんですよね。どれだけ指を動かす能力を上昇維持できるか。その意味でFPSなゲームをトレーニングの一環として恒常的にプレイするのは、多分しんどい。


短期的にある程度まで上昇させる事は多分可能なんだろうけど、それを維持していくのがすごい難しい。実際FPSも前述のピアノじゃないけど、それはもうすごい勢いで腕が「なまって」いくわけで。悲しき人間の能力の限界という所でしょうか。
そう考えるとこうした研究の行く先は例えば、本番の前に短期集中して行われるドーピング的な処置、などとして研究されていくんでしょうか。なんか洗脳ぽい。