「ピースボート」のアレはこう見るべき

 海賊対策のためアフリカ・ソマリア沖に展開中の海上自衛隊護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボートは海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090514/plc0905140140001-n1.htm


「よかった、本当は病気の子供なんて居なかったんだ」

ジョニー・ウォーカー黒ラベルのCM「<騙す人と騙される人>編」


バーの外、雨の中で女性にお金を渡す男性。
そしてバーのカウンターに戻る男性。
カウンターに戻ると、待っていた友人が言う。
「お前、騙されたな」
「何が?」
「あの女に病気の子供なんていないよ」
男性はそれを聞いて微笑む。
「よかった。病気の子供はいないんだ」


翻って今回の件は、
「よかった、本当はこの人達は真性の馬鹿じゃなかったんだ」
と見るべき。
批判だなんてとんでもない!

安全と水はタダという神話

は最早存在しないという。

タダではない、という事はつまり「コストが掛かる」という事なわけで。
その安全を得るべきコストを彼らは正しく自衛隊に払った。


普段の言動と今回とを「ダブルスタンダードだ!」なんて批判するんじゃなくて、
(本当は知っているくせに)「じゃあ普段は何故そんな言っているのか?」と考える方がいいと思う。


何か理由があってそう言わなければいけないのか、もしくは誰かに言わされているのか。


「よかった、本当はこの人達は真性の馬鹿じゃなかったんだ」
じゃあ本当の理由はなんだ?