「覚悟の無い」抗議をしているのは、さて誰だ?

1912年、パナマ運河が開通。
アメリカの上院はその通行料をイギリス船を含め外国船に通行税をかける事とした。
イギリスはそれを条約違反としてアメリカに抗議する。
その頃の日本の幣原駐米大使とイギリスの駐米大使であるブライス氏の話。

「いいえ、もう抗議は一切しません。
どんな場合でも、イギリスはアメリカと戦争をしないという国是になっています。抗議を続けていけば、どういうことになるか、それは結局戦争にまで発展するほかはありますまい。戦争をする腹がなくて、抗議ばかり続けて、なんの役に立ちましょうか。それはわれわれが恥をかくに止まります。」

http://homepage2.nifty.com/seiyu/monthly155.html

イギリスはさすが良い事言ってる。*1


さて翻って、現在の北朝鮮をとりまく六ヶ国はまさに非難と抗議の応酬状態だ。
宣戦布告やら、宣戦布告とみなすやら、まぁ色々ありますけど。


今回の核問題について、
最終的に「戦争になってでも」問題を解決したいと思ってるのはどの国だろう?

*1:ついこの前碌な事しないな、と言ったばかりだけど