「歴史修正主義(者)」ってどういう意味?

この前の日記を書いてる時、南京事件関連の日記を見てて思ったこと。


歴史修正主義者」ってネガティブな意味、侮辱侮蔑とか蔑称とか批判とか、な言葉だったんだ。
と今更ながらに認識した。


っていうか「歴史修正主義」だけじゃ別に悪いイメージ沸かなくない? と、無知で素人な僕は思ったんです。
なのでちょっと調べてみた。

助けてウィキえもーん!*1

歴史修正主義
実際の意味としては、やっぱり単なる、

新しく発見された史料や、既存情報の再解釈により、歴史を叙述し直すことを主眼とした試みのこと。

とある。

そして今日の本題の答えとして、通俗的な用法として書いてあった。

客観的な歴史学の成果を無視し、都合の良い過去は誇張や捏造したり、悪い過去は過小評価や抹消したりして、自らのイデオロギーに従うように過去を修正するもの。

なるほど。皆こっちの用法なわけだ。
何でこんな用法が生まれたのかというと、
ホロコースト否定論者が歴史修正主義者と自分たちの事を自称したりしたせいでマイナスイメージが固定したから、らしい。
ハーケンクロイツと同じ様な感じか。
ナチなんかに使われたせいで。ホロコースト否定論者なんかに使われたせいで。


かわいそうハーケンクロイツ
かわいそう歴史修正主義

「否認主義」じゃ駄目な理由?

で、追記して、否認主義という言葉とほぼ類義語・同義語、とある。


だったら別に「否認主義」でよくない?
歴史修正主義、だけじゃ解りにくいよ。否認主義なら漢字の見た目だけでかなり意味が通るし。
ホロコーストの時と違って南京大虐殺否定派が、自分たちのことを「歴史修正主義」なんて自称した事も無かったみたいだし。


翻って、今、南京大虐殺否定派が「歴史修正主義」なんて言われてる理由が、上記ホロコーストの例を「連想」されたからとある。


連想て。そんな安易な。


南京大虐殺派派=歴史修正主義」はホロコースト否定論者と同レベルの救えない奴らだ、なんて暗にレッテル貼ってるのだろうか。
そうだとしたらなんという高度な皮肉。僕のような素人にはまったく通じませんでした。


まぁ議論する上で、蔑称として相手に安易なレッテル貼りするのは基本と言えば確かに基本か。
そう考えると南京大虐殺否定派の事を「歴史修正主義者」と呼ぶ事には長い歴史があるんだなぁと、優しい気持ちになれました。


ソニー信者=GK
痛いROプレイヤー=患者
南京大虐殺否定派=歴史修正主義
うん、優しい気持ちになれる。

*1:wikipediaの事をwikiと略すと偉い人に怒られます