ジャンクフード大好き!

微妙に前回日記の続きだったり、それプラスαのお話。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090722/amr0907220254000-n1.htm
すごく短く解りやすくまとまったいい記事。

 或(あ)るアメリカ人の表現を借りると、マス・メディアは最早(もはや)「インフォメーション」(情報)の提供を使命とせず、「インフォテインメント」(汎娯楽化)の世界と化している。「ジャンク・フード」(粗悪な食品類)さながら、供給する側も、消費する側も、健康に悪いと知りつつお互いにやめられないでいる。
 ニュースですら、何についても中途半端な「実況放送」が多い。それを滑舌(かつぜつ)の悪い日本語で伝えられるし、文脈が分からない。「事実報道」といいながら、画面でしゃべる人間が自分の主観らしきものを混入して「世論」を「誘導」し、それに快感をおぼえている。こういうマス・メディアの状況は驚きではないが、子供染みていると感ずる。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090722/amr0907220254000-n1.htm

あーなるほど。


前回日記の引用部を借りれば、確かにこれは「マスコミが腐っている」という話ではないように思える。
それは(あまり好ましくないと言われている)ジャンクフードという食文化を「腐っている」と単純に切り捨てられないのと同様に。


結局の所、高品質・高精度への需要と、低品質・低精度への需要って話になるんだろうか。
別にどちらが高尚とかそういう次元の話ではない。
ジャンクフードの存在意義は別に高品質への需要を満たす為の物ではない、と言われれば確かにそうとしか言えないし。


かつて、唯一マスコミの情報供給こそが万能食と言われていた時代があった。
時代が変わり、紆余曲折あってそれはジャンクフード的ポジションに落ち着いた。めでたしめでたし。
まぁ別にそれはそれで需給のバランス的には正しいとは言える。


ここで敢えて苦言を呈するならば、「ジャンクフードばっか食べてたら健康によろしくないよ」と言う事位か。
この問題は結局この辺に落ち着くのかなぁ。微妙。



よしじゃあ、他に何を食べればいい?