以下の日記はいつものことながらオバマ愛、もとい独断と偏見と電波に満ち溢れている可能性があります。
Opinion & Reviews - Wall Street Journal
Disappointed, down, despondent - The Democratic left
不満なアメリカ : 地政学を英国で学んだ
これまでも個別の政策としてオバマ批判やその幻滅が語られることは良くあったんだけど、上記の記事等を見る限り、中間選挙が迫ってきて潮目が変わり始めた感がありますよね。もはや個別ではなくて総体としてのオバマ政権への幻滅という観方。
まぁ実際の所、これまでの日記でもさんざん書いてきた「医療保険改革」も「グリーン・ニューディールを始めとする環境政策」も「核なき世界」も「イラクよりアフガン重視戦略」も、まぁそれぞれの理由でほとんど壊滅に近い状況なんですよね。あ、何か書いてて悲しくなってきた。そして更にはBPの原油流出事故や経済問題や人種問題さえもそれに追加される。
- 「核なき世界」はオバマ大統領は演説とかをがんばってノーベル平和賞を受賞し、大変素晴らしいと思います。おめでとう!
- そしてそれを横目にイランはトルコやブラジルと独自に協定を結んでいた*3。核なき世界はどこへ?
そろそろ次の大統領の話ですか?
もちろんこのような最初に掲げた公約の失敗だけでは絶対にない。彼が進展をもたらしたものは確かにある。しかしそれでもまぁ私たちは大抵の場合「減点方式」が大好きだから。最初にハードルを上げ過ぎたせいで余計に苦労を背負い込み、それが積み重なればデッドラインをいつか越えてしまう。総体としての批判が表に出てきたのはそうした状況なんでしょう。
結局の所、かつての彼の武器だった理想やチェンジなどの幻想は、今度はまさに幻滅という弱点の形で現れてしまった。それは実際の所同じ物であって、かつてそのカリスマ故に評価され、そして今はそのかつてのカリスマ故に幻滅されてしまう。
こんなはずではなかったと。
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過去日記から関係ありそうな一部を抜き出そうとしただけで膨大な量があってびびる。どんだけ自分アメリカとかオバマネタ好きなんだ。