同性婚が認められて近親婚が認められない理由についてなんともかんとも

別に同性婚に反対するわけではないけれども、この点を突かれると困ってしまうので僕はノーコメントです。


セックスの前にスマホを「合体」してわかること | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
へーという感じであります。へー。

 アイスランドでは、セックスする前に次の質問は欠かせない。

「コンドームは持っている?」
性感染症にかかっていない」
「私のいとこじゃない?」

 人口わずか30万人の小国アイスランドでは、遠い親戚と知らずに寝てしまうのはまず避けられない。でも、近い血縁者と寝るのはやっぱりやめたほうがいい。そのための便利なアプリがある。

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アイスランドと言えば一般に、同性婚に対する「偏見が少ない」国として有名なわけですけども、しかし一方でこうして『いとこ婚』さえも忌避しているというのは、端から見ていて何だか良く解らない異文化だよなぁと。
個人的には、もし同性婚を「差別」や「選択の自由」という視点から賛成するのであれば、同性婚だけでなく近親婚や重婚までも支持せざるを得ない*1と思っていたんですけども、やっぱり違うんですよね。何か別の観点から同性婚に賛成している。


もちろん別のお話からの擁護、近親婚による長期的な弊害――子供の遺伝子疾患が増加すると言うのは理解できますけども、それを言ったら『高齢同士』だって十分に危ないわけですよね?
だからといって「子供が生める年齢だよね?」だとか「不妊ということはないよね?」だとか「タネなしじゃないよね?」なんてまさか聞けるわけがない。子供を産むのが目的ではなくセックスするだけならば、それこそこんな質問する意味ないわけで。
しかし一方でこうして「私のいとこじゃない?」とスマホでコツンとやるのは許容されている。上記のような「きちんと子供が産めるのか?」という質問をしたらそれはもう大変なことになってしまいそうなのに。



「愛の形は色々あって良いんだよ」なんて言っておきながら、とか思ってしまいます。
まぁ「ぶっちゃけ声の大きさの問題だろう」と言ってしまうと身も蓋もありませんけど。

*1:ロリ婚は、……まぁ未成年故にという理由から否定できるとして。