毎日更新記憶曖昧粗製乱造という反省。
ブログ書いてる人は、年末に自分の記事の「2014年ベスト」を紹介してよ(自分は棚上げしつつ…) - QUIET & COLORFUL PLACE- AT I, D.
そういえば去年も気になってたんですけどgryphonさんが面白いテーマを提示してくれてたので適当に便乗してみる日記。
でもいざ始めてみると単純計算で毎日更新=記事365本近くあって、前半期やっただけでもうこれ普通の日記書くよりも大変じゃないの……と途方に暮れる気持ちに。故に前後半に分割。「一昨日の夕飯何食べた?」ばりに大体数日経つともう何を書いていたのか記憶さっぱりなので、一年前なんてどれだけ労力を掛けて必死に書いたのかどころか、日記の本旨すら記憶曖昧で毎日更新って粗製濫造している感じがして一年の締めくくり感があります。
ということで折角なので、過去日記を見返しながらそこそこ良く書けたと感じる日記+反省会。
- 一月
- 『情報』という世界を革命する力の帰結 - maukitiの日記活版印刷革命とIT革命の類似性について。グーテンベルグの時と同じように、情報拡散が結果として『権威』を崩壊させたのは面白いお話だと思います。
- 「法律バカ」なアメリカさんちだけの逆鱗スイッチ - maukitiの日記よくある共和国らしいアメリカさんちについて面白く掛けたかなぁと。まさに彼らは憲法引いては法秩序こそを愛していて、それがヨーロッパとはまた違って意味での『正義バカ』たる所以だよねぇと。
- 二月
- その悲しみと怒りはどこか「あの」人たちに似ている - maukitiの日記まぁ芸術文化では昔からのテーマではありますが、やっぱり「作品」と「中の人」を区別するのはその分野のコアなファンならともかく、ただの凡人にはむずかしいよねということがよく解る騒動だったなぁと。
- 無関心層を怒らせない程度の失言をする能力 - maukitiの日記大多数の有権者にとって理解できないほどより複雑化し専門化していく現代政治において「だからこそ」ピポリザシオン化する政治家たち。本来の能力の有無ではない知名度こそが重要な現代の民主主義政治について。この乖離が続くと民主主義は一体どこへいくのでしょうね。
- 三月
- ノーマン・エンジェルさんの『大いなる幻想』の二面性 - maukitiの日記以前からちょくちょく書いていたモヤモヤを上手く書けた日記かなぁと。今の経済制裁されたロシアの現状を見ると、これからの展開がまさに伝統的な経済相互性の持つ意味が問われることになるのだろうなぁ。
- 四月
- 経済格差がもたらす「分裂する社会」 - maukitiの日記ピケティさんが話題ですけども、やっぱりただ再配分するだけでなく富裕層を如何にして引き止めるのか、も無視してはいけないよなぁと。結局その両者を結び付けることが出来なければ社会は分裂してしまうわけだし。
- 五月
- 再び『国内制約』こそが支配するアメリカ外交政策 - maukitiの日記,『パセリ危機』が私たちに教えてくれること - maukitiの日記,『スターリンの戦争』と呼ぶ人びと - maukitiの日記今年は『9・11』以前に回帰する国際関係ネタで一杯書いた気がします。これからようやくもしあの大事件が無かった世界線へと戻っていくのだろうなぁと。正しく冷戦後の世界へ。
- 『美味しんぼ 福島の真実篇』オチが楽しみだよね - maukitiの日記で、半年経ってのオチが炎上した“鼻血シーン”はどう変わった? 修正された『美味しんぼ』最新単行本を読む|おたぽるでしたと。まぁあまりにも知名度のある時流のネタに乗り過ぎると(それまでは許されていたことでも)危険だよね、という自戒案件かなぁ。
- 六月
- 「復讐による平和」の下に生きる私たち - maukitiの日記「復讐は不毛である」と表向きは否定しつつも、しかし尚もそうした相互確証破壊を前提とした社会及び人間関係の下に生きているのは、まぁ綺麗事な建前だけでない現実社会っぽくて素敵だと思います。
- 実際には2003年のイラクに「大量破壊兵器」なんてなかった、では2010年のイラクに「平和と安定」はあったのか? - maukitiの日記「ありまぁす!」な一年だったよね。