「落ち着け、それはただの絵だ」は通用しなかった、しかし

女性を乱暴するといった「凌辱系」と呼ばれる日本製のゲームソフトがイギリス議会などで問題となったことを受け、パソコンソフト業界の自主審査機関が今後、こうしたソフトの製造・販売を禁止する方針を決めたことが明らかになりました (略)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4143799.html


「自主審査機関」としては正しい姿だと思う。
元々、ソフ倫は警察やらからの干渉をかわす為の物だったわけで。
今後そういう方向が怪しくなるのなら、先手を打って自己規制を引くのは組織の存在理由としては正しい、といえる。

沙織事件アゲインとなるかどうか

沙織事件

過去同じ様に沙織事件によって引かれた自己規制は紆余曲折を経て今現在、一部は骨抜きにされ、また一部は順応された。
だから今回も同じ様になる、とは言い切れないけど、まぁまた恐らくはその辺りに着地するんじゃないないだろうか。


一年毎に規制ギリギリのラインを踏み越えて行って、五年に一度また規制によって最初に戻される。
そんな流れ。
表現の自由と規制強化の葛藤、という意味では正しい事象なのかもしれない。
規制一辺倒になるのは勿論だけど、表現の自由ばっかり強くなってもそれはそれでカオスになるだろうし。


今後はこの自主審査機関の自主規制だけで終われば、きっとまた段々と骨抜きと順応化*1が進むと思う。
と言っても、確実に仕事無くなる人は出るんだろうけど。まじ泣ける。

AVやら漫画やらではなくて、何故エロゲだったのか

と言えば単純にやり易かったから、としか言いようがないのでそこに突っ込むのは野暮だと思う。
タバコの税金と同じ様なパターンか。




まとめると「やっぱりイギリスは碌な事しない」
これで。

*1:登場人物は18歳以上ですとか、女子「校」生とか