BBCの2012年版国別好感度調査

毎年恒例のあれ。



「世界に良い影響」日本トップ…BBC読売調査 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ということで2012年の最新版が出たそうです。でもまだこの読売の記事しか見つけられていないので、肝心のBBCによる詳細の数字は不明であります。後で見つけたら追記するかもしれません。もしくはは見つけた方がいらっしゃいましたら優しく教えて下さい。
ちなみに去年と一昨年分。
2010年つまり好感度調査です - maukitiの日記
2011年BBCの2011年版国別好感度調査 - maukitiの日記



ともあれ、ついに今年は日本が一位を奪取したそうですよ。何か実際に良いことがあるかどうかは別として、まぁ嫌われているよりはマシだよね、ということで喜んでおけばいいのではないでしょうか。

英BBC放送が読売新聞社などと22か国で共同実施した世論調査によると、日本が「世界に良い影響を与えている」という評価は58%で、「悪い影響を与えている」は21%だった。

 調査は、国際社会に影響を及ぼす16か国と欧州連合(EU)の評価を聞いたもので、「良い影響」は日本が最も高く、ドイツ56%、カナダ53%、英国51%などが続いた。

 日本が1位になったのは、ドイツと並んでトップだった2008年以来。約1年前の前回調査ではカナダ、EUと同率で3位だった。日本への評価をみると、中国と韓国を除く20か国で「良い影響」が「悪い影響」を上回っている。

 「良い影響」で前回1位のドイツが2位、EU48%(前回3位)が6位に後退したのは、欧州の財政・金融危機が影響したとみられる。中国50%は5位(同9位)に上昇した。「悪い影響」は、イラン55%、パキスタン51%、北朝鮮イスラエル各50%などの順に高かった。調査は昨年12月から今年2月にかけて面接または電話方式で実施、計2万4090人から回答を得た。読売新聞社は日本国内分を担当した。

「世界に良い影響」日本トップ…BBC読売調査 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

一昨年は二位で去年は三位ということで、上位常連国として安定飛行を続けている我らが日本であります。中国と韓国の皆様から蛇蝎の如く嫌われているのもまぁ通常運転ということで。しかし今回一位を取れたようなことを日本が何かやったのかと言うと特に何もあった気がしないので、むしろやっぱり相対的な影響が大きいのでしょうね。上記読売さんの記事でも言及されているように、ユーロ危機を受けてドイツとEUの評価が下がった分だけ日本の順位が上昇したと。
ちなみにポジティブ評価の数字自体も、一昨年53ポイント、去年57ポイント、とまぁ大して変化はないのでやっぱりそういうことですよね。
あとはまぁ身も蓋もなく『大震災の同情票』かなぁと。やっぱりあれ以後、日本に好意的な報道が海外でも爆発的に増えたわけですし。それも確かに好意の一つではありますのでありがたく受け取っておけばよろしいと思います。