安全の対価として何を支払うべきなのか

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091112/crm0911121418031-n1.htm
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1336788.html

 少女は同県橿原市のショッピングセンターで偽千円札10枚で商品券を買おうとして現行犯逮捕されたが、その際、偶然近くにいた男子学生を指さした上、警察官に対し「この人にやらされた」という趣旨の発言をした。同署は学生に任意同行を求め、自宅を捜索したが証拠は得られなかったという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091112/crm0911121418031-n1.htm

この件から読み取れる二点。


①警察は何をやっても結局は叩かれる
警察及び裁判所の行き過ぎた捜査が叩かれているものの、今回はやらない方が良かった、という結論に決着した。
では、こうした状況で真犯人が見つかる場合に、もし警察の怠慢が発覚した場合、恐らくもっと無能と叩かれる。
「治安が悪い!」と警察に向かって叫ぶ癖に、結局働いても働かなくても叩く。
警察というシステムに頼る時点でこのような状況に陥るのはまぁ必然と言える。


少年法の趣旨、というものに正しく馬鹿な犯罪
実際の所、こうした場合にでまかせで無関係の人の名前を挙げたところで、多少の時間稼ぎになるだけで大して意味は無い。
ということを理解できていないのは、文字通り子供のやる事であって、その意味で正しく子供がやった子供らしい状況としか言いようがない。
中学二年でこんな事をやるのは普通なのか、あるいは例外なのか。
同じ意味で、(商品券という明らかに換金目的で)コピー機を使って偽札を作る頭は回る癖に、それを使ってバレるとは思わないわけだ。
治安・犯罪発生に対して教育というものがどれだけ大切なのか良く解る例。



さて置き、
「俺だけじゃないよ!他の奴もやってたよ!あいつも捕まえろよ!」
と良く見る道交法違反とかで捕まって暴れる大人とレベル的には近い。
なので殊更彼女の馬鹿っぷりを責めるのは酷な話だとは少し思う。