目的は愚直で不器用だけど、手段が小器用

【島国大和】日本のRPGはもう駄目なのか? - 4Gamer.net


なるほどなるほど。「ファイナルファンタジーXIII」が発売される今だからこそ語るJRPGの話。

ようするにお約束が通じてないんです

 でもですね。
 例えば将棋に対して,「敵味方が交互に動くなんてリアリティがない」とか誰も言いません。少年漫画の主人公の爆発的な成長にだって,「そんなに強くなるかよ」とか突っ込まない。

 ゲームのルールというのは,現実をデフォルメして解りやすく面白く簡潔にするのが重要です。そのデフォルメ具合で面白くもつまらなくもなる。
 デフォルメせずに全部現実のままなら,べつに現実で良いんですよ。ゲームである必要が無い。普通の人が勇者にもF1ドライバーにも格闘家にもなれるからこそ「ゲーム」です。

http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20091208020/


実際の所、何が悲劇の始まりだったって、日本の中ですくすくと成長してきたRPGが海外に目を向けなければならなくなった、という辺りだと思う。
海外で商売する事を考えなければこんな馬鹿にされる事なんて無かった。しかし最早それでは生きていけなくなってしまった。日本的RPGの要素を残しつつも海外ウケを考えなければいけない。その苦難の末に生み出されているのが最近の「ファイナルファンタジー」なんでしょう多分。そんなプロジェクトX


とは言うものの例えば「ポケモン」や「ゼルダの伝説」のように海外でもすごい売れたRPG的な何かはあった。
しかし「ファイナルファンタジー」はあくまで「ファイナルファンタジー」のままで勝負しようとする愚直な子。自分不器用ですから。
その割に最新のCG技術を投入しまくってるので、なんかもう不器用なのか小器用なのかよく解らなくなってるのが嫌われる原因なのかもしれない。
そんな不器用な「ファイナルファンタジー」を応援していきたい。PS3持ってないけど。