ならば世界は愛と平和で溢れているはず

アニメや漫画の悪影響で云々で逆転ホームラン! なお話。


痛いニュース(ノ∀`) : 「少年が決闘するアニメなどが流行し、暴力への憧れ強まってる」…警察、決闘容疑で少年書類送検の理由語る - ライブドアブログ
まぁ馬鹿らしいですけど、確かにそういう人も一定の割合で居るんでしょう。アニメ・漫画による悪影響が心配だ!と信じてしまうような人々が。

それなら逆に、愛や友情や平和を訴えるアニメが流行すれば、子供たちは「平和への憧れ」が強まるのかもしれないですよね。是非やったらいいんじゃないでしょうか。ていうかそんなの今でも溢れまくってますよね。愛と勇気だけが友達の人とか。あれは人じゃないか。
まぁそのおかげで愛と平和が世界に溢れたなんてまったく聞かないわけですけど。

さて置き、そんなアニメ・漫画による(ポジティブかネガティブはともかく)影響があると考える人が居るのは別にいいんですよ。
しかしそういう考えを持っている人々が、『白砂糖は魔薬』とか『仏陀再誕』とか某オウムのアニメとかを見たら、一体どういうつもりなのかという事になるんでしょうね。
あれってギャグじゃなくて、本気で子供たちに影響を与えられると信じて彼らはアニメや漫画を持ち出していたのかと。やばいすごい怖い。いやまぁ製作側は確かに多少は本気だったんだろうけど。

それはつまり、「アニメや漫画の影響だ!」という無邪気な思想は、同時に『白砂糖は魔薬』に見られるような彼らの狂気をも証明していると。
彼らは世界を変えられたと嘆いているし、世界は変えられるとも信じている。その意味で彼らはどちらも同じ位置に立っている。