マクガフィンなものの一例「尖閣諸島問題」

過去何度もメモメモっと思いながらすぐに忘却の彼方へといってしまういつか使いそうだけどでも日常じゃ全く使わない言葉を今度こそ忘れないように適当なネタと関連付けて書いておこう日記。

マクガフィン(MacGuffin, McGuffin)とは、何かしらの物語を構成する上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けのひとつである。登場人物たちの視点、あるいは読者・観客などからは重要なものだが、作品の構造から言えば、他のものに置き換えが可能な物をそう呼ぶ。

マクガフィン - Wikipedia


中国政府、漁船船長逮捕は「荒唐無稽・違法・無効」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091501031
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100917/chn1009170010000-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100917-OYT1T00980.htm
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091701000910.html
まぁ色々言われている尖閣問題のお話ではあります。


勿論実際にそうした尖閣諸島の帰属問題はそれはそれとして語られるべき物なんでしょう。
さて置き、しかしここで一歩退いて考えると現在のメインテーマでもある「対中国」という国際関係の全体の構造としては尖閣問題は仕掛けの一つでしかなく、それこそ中国の中核的利益というパワーゲームや反日デモという作品の構造からすれば、幾らでも他のものに置き換えが可能であるんですよね。
中国だけでなく私たち日本人でさえもかなりの部分で当事者である「登場人物」であるが故にそんな仕掛けの一つ一つを簡単に重要と考えてしまいがちではありますけど、しかしそれでも第三者から客観視すればそれはマクガフィンの一つでしかないと。


中国政府にとってはパワーゲームの道具の一つでしかないし、反日大好きな一部の中国国民にとっては反日する為の動機付けの道具の一つでしかないわけで。結局の所彼らにとっては、その仕掛けが靖国であろうが尖閣であろうがガス田であろうが何でも良かったと。
まぁそう考えると、一々真面目喧々囂々とする相手に付き合うのも何というか気の抜ける話ではありますよね。

マクガフィンとは単なる「入れ物」のようなものであり、別のものに置き換えても構わないようなものである。

マクガフィン - Wikipedia

つまるところ現在の国際関係の大勢の読み方としては、尖閣諸島はその程度のものでしかない、ということだけ忘れないようにすればよろしいんじゃないかと思います。


マクガフィン覚えた!                    はず!