よかった拘束されたレズビアンは居なかったんだ

伝統美のお話。


レズビアンのブロガー、拘束か シリア 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
これが、
「シリアで拘束の人気レズビアン・ブロガー」は創作、正体は英国在住の米男性 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
こうなると。
まぁ、結構よくあるお話ではありますよね。人目を引こうと話を盛りまくってたら想像以上に広がってしまったオチ。ご利用はご計画的に。何かこの人に対して不謹慎だと怒っている人びともいらっしゃるそうですけど、そこで日本の伝統美を教えてあげるべきでしょう。
「よかった。拘束されて苦しんでいるレズビアンはほんとうはいなかったんだ」
でも現実に心配していた人に向かってこんなこと言ったら全力で拘束されるレベル。

「誰かを傷つけたとは思っていない。自分が強い関心を持つ問題について、発言力のある語り手を生み出したと考えている。人びとが今年の革命と同じくらい、中東の人びとや彼らの苦しみに注目してくれればいいと望んでいるだけだ」

「シリアで拘束の人気レズビアン・ブロガー」は創作、正体は英国在住の米男性 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

まぁ今回は所謂左の方からの「良かれと思って」な行動でありますけど、別にこんなのは左の人特有のビョーキというわけでもないんですよね。実際右の人だって「良かれと思って」馬鹿な行動に走るんだから。馬鹿にイデオロギーの国境はないのであります。


その意味で彼らはどちらも「目的は手段を正当化する」というマキャベリストであり、「純粋な善意思だから許されるのだ」というカントの動機主義者たちなんですよね。うわーめんどくさい。


 こうした中、英エジンバラ大学(University of Edinburgh)の修士課程で学ぶ米国人トム・マクマスター(Tom MacMaster)氏(40)が12日、「わたしがアミナ・アブドラだ」と表明。
(略)
 マクマスター氏は中東問題の活動家で、妻はやはりスコットランドセントアンドリュース大学(St Andrews University)の博士課程でシリアの開発経済学を研究しているという。

「シリアで拘束の人気レズビアン・ブロガー」は創作、正体は英国在住の米男性 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

しかし40歳の男性既婚者が「良かれと思って」考え出したのがレズビアンのブログか……。趣味に走りすぎだと思います。