「ざまぁwww」感の三段活用

  • 現代社会への警鐘かもしれない」
  • 「天罰だ」
  • 「ざまぁwww」

いやまぁどれもこれもゲスだろうと言ってしまってはそれまでではありますけども。



CNN.co.jp : 神への祈りと「天罰」と、SNSにみる宗教観 米
ということでもう冬の足音も近いというのに大騒ぎなサンディ君でありました。そして『神への祈り』が増えると。この辺は私たちが3・11後に「絆!KIZUNA!キズナ!」と連呼していたのとあまり違いはないのでしょう。彼らにとっては天と人の間に(感謝を捧げるべき)神がいるし、そして私たちには人と人の間に神がいるのだと。

一方では少数ながら、サンディを「天罰」「神の審判」とみる声も上がった。フェイスブックには「神様はすべて覚えている。あなたたちのNATOがわたしたちを爆撃した。今度はそちらの番だ。セルビアより」「他者の宗教を見下し、他国を破壊し、アフガニスタンリビア、シリアで多数の人々を殺した罰だ」などの書き込みがあった。

CNN.co.jp : 神への祈りと「天罰」と、SNSにみる宗教観 米

で、それは『天罰』でもあると。
まぁうちの国でも某おじいちゃんが言ってましたし、何処の国でも変わらないなぁと生暖かい気持ちになってしまいますよね。結局のところ、そうした言説の裏にあるのは仮想戦記への揶揄*1じゃありませんけども「天が不満に思っての罰」ではなく、「当人が不満に思っていることへの罰でしかない」わけで。
それを何故かより大きな正統性へ付託しようと「天からの罰だ!」あるいは「現代社会への〜」とやってしまう。いやぁとても人間らしい反応ではあります。


しかしどちらにしても言っていることはどれも大差ありませんよね。自分が普段抱えている不満へのうさ晴らしになったとあの手この手で表明する人たち。
その意味では、身も蓋もなく「ざまぁwww」とやってくれた方がまだ潔いとは言えなくもないかもしれませんが。

*1:「彼らが変えたいのは過去ではなく、現在なのだ」