どっかのショートショートにありそう。
CNN.co.jp : ツイッターにサイバー攻撃 ２５万件の個人情報流出か
そういえばまた流出騒動があったそうで。狙われた側の不手際が問われることも当然あるのでしょうけども、しかしまぁユーザー側としてはもうある種諦めた上でリスクヘッジしなければいけない時代なのでしょうね。
パスワードをより強固（複雑）にしたり、使い回しをやめたり、ポストイットでモニターにメモをくっつけておいたりしないように。
――でも、そんなこと解っているんですよ。解っちゃいるけどやめられない。
だってあまり使わないパスワードなんてすぐ脳内メモリから揮発してしまうから。その割に覚えなければいけない量はどんどん増えている。ほんともう人間の性能限界を感じてしまいます。
実際、ほんともうあれもこれもIDにパスワードに要求されまくりでウンザリですよね。パスワードを忘れているならば再発行できるだけまだマシで、ひどい時にはIDそのものさえも忘却の彼方へ行ってしまっていることも珍しくない。
それを覚えやすいように共通にしたら、今回のように一箇所から漏れたそれで一網打尽にされてしまうかもしれないし、かといって毎回毎回ランダムに変更させてもそれを覚えていられる可能性は高くない。個人的にはある程度の法則性を持たせた上で微妙に変えていますけども、それだって流出事件が沢山集まれば、いつか解読されてしまいそうだし。そして、物理的にメモをしておくことも、やっぱりソーシャルハックの危険性を考えると躊躇してしまうし。
ほんともう一体どうしたらいいんでしょうね。
生体認証という手もありますけども、個人用に行き渡るかというと、少なくともそれも当分はありそうにないし。これからの人生もこのまま思い出せないパスワードに苦しめられていくのか。
がんばれ頭の良い誰か。
