テストはどんどん難しくなっていくⅡ

http://www.asahi.com/sports/update/0722/TKY200907220428.html
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090802/scr0908021300000-n1.htm
甲府「差別発言絶対ない」全選手状況確認 - サッカーニュース : nikkansports.com

 サッカーJ2の東京ヴ―甲府の試合直後、ピッチ上で両チーム、審判団を巻き込んだ混乱があり、審判に激しく抗議した東京ヴのブラジル出身の黒人選手レアンドロが警告を受けた。東京ヴの高木監督によると、レアンドロは「甲府の選手にサルと言われた」と訴えている。甲府の安間監督は「その選手に聞いたが、早く引き揚げようと手を回す動作をしただけだと言っている」と話した。

 片手または両手を頭上に持って行く動作は「モンキーダンス」とも呼ばれ、黒人選手を差別する象徴的なジェスチャーバルセロナカメルーン人選手、エトーがサルをまねた相手サポーターに怒って試合続行を拒否し、国際的な話題になったことがある。

http://www.asahi.com/sports/update/0722/TKY200907220428.html

まぁ故意か過失かはさて置き。
ありそうな話ではある。本人が意図せずの人種差別的発言・行動。


某アニメで言ってたように、世界は狭いようで広い。
例えば握手がダメだったり、頭を触ったらダメだったり。日本では到底想像できない行為も存在する。
世界が一つになればなるほど、こうしたタブーは増えていく。そしてプラスして過去の出来事からも。


こうして不幸な人種差別を表すキーワードはどんどん増えていく。
私達一般人はともかく、そうした事が日常的な社会に住む人々は大変でしょうね。
儀礼上重大な案件を抱える、例えば外交官とかならそれ位の配慮が必要なのは解る。
それが今じゃサッカー選手までにそれを求められる。いつか私たちも求められるんでしょうか?


テニスの審判が各国の罵声を記憶しなければいけない、っていう話を思い出します。
誰が何語を使ってコート上で罵声を発しても、すぐに注意できるように、らしい。
うわーめんどくさい。


上記テニスの審判みたいに、もういっその事ルール化して誰か一冊の本にまとめてくれればいいのに。
けどそれはその人種差別を広めてしまう事とイコールとなってしまう。


差別が増えていく一方ではなくて、無くなる事もあるんじゃないのか。
そう考えると、こうした事が解決するのは結局誰もがそうした事を、「忘れる」事、「知らない」事しかないわけで。
しかし真面目にそれを起こさない為に人種差別の一例を知れば知るほど、それが再生産されるという負のスパイラル。


かと言って、過去犯してしまった人種差別を覚え続けていたおかげで、
じゃあ人種差別が今現在無くなったのかと言えばそうでもない。




結局の所、
人種差別は忘れても怒られるし、覚えてても誰も救われない。
まさに文字通りの意味で人類にとっての「負の遺産」となったわけです。



偉い人は皆ハッキリと言いませんけど、
環境破壊とかと一緒で、未来の人類が何とかしてくれると思って先送りです。
思考停止です。先送り万歳。
がんばれ未来の中の人。