サッカーの入れ替え戦って盛り上がりますよね

 G8、G20、G2、G4。
 先進国の金融政策の当事者の集まりであったG7が、グローバリゼーションによる貨幣経済の広がりによって、より多くの当事者によらなければ、国際金融をコントロールできなくなり、G20へと発展したが、当事者の増加は、話し合いを混乱させるだけであった。
 で、二国間協議を主流にしてという話になったが、今度は、話し合いの結論は戦争でつけるしかなくなるという、利害の対立だけが表面化するようになってしまった。先進国から技術とお金と雇用を奪って成長する以外に、後進国・中進国に発展の可能性が無いのだから、当然と言える。自ら成長できるくらいなら、自力で後進国・中進国から発展しているわけで、グローバリゼーションによって技術とお金と雇用が降ってきて成長できたのを、国内には政治指導部の功績であると宣伝しているわけだから、さらなる成長の為にはグローバリゼーションを継続させ、技術とお金と雇用を奪い続けなければならない。それをストップさせて、自力で発展しろという先進国側の主張とは、折り合う余地が無い。
 現状の国際金融においては、後進国・中進国の成長したいという欲望に対して、先進国側がそれを潰すという欲望によって集まってという、対立構造以外の構造は、見出せない。

珍獣くえすの書きなぐり日記

結局、地球という事実上の閉鎖空間でのパイの奪い合いなわけで。
ほんとどうすんでしょうね?
今更、途上国に向かって「お前らもう発展すんな」とか言える訳がない。


上記は金融経済だけど、例えば環境資源(森林資源とか水資源とか食料資源とか)も一緒で、
現在の先進国の消費基準のままでは、馬鹿みたいな人口を持つ中国やらインドやらが追いついた時、どう考えても足りない。
けれども、ぐろーばるな世界では皆そのバスに乗ろうとする。


私たちの生活は(その途上国に較べて)圧倒的な量の資源消費によって支えられてる。
しかし地球はもうこれ以上多くの私たちのような「文明的な生活」を養う事はできない。
うん、もうバスは一杯なんだ。
物理的にもう不可能。隣に座りたくない的な偏見とか差別な理由だったらまだ良かったのに。単純に、席がもう無い。
いや、もしかしたら解ってて偏見とか差別だと言い繕ってたのかもしれない、それも優しいんだか残酷なんだか。


どのみちこのままだと誰かがバスを降りるしかない。自発的に誰かが降りるの?
もし自発的に誰も降りないとすると、まぁ後の選択肢はアレしかないわけで。
盛り上がりすぎて以下略。


偉い人はこんな事ぶっちゃけて言いませんけど。いや、偉い人だからこそ言わないのか。
先送り万歳。