選挙以外の何かwith軍政

いつだって皆もう忘れかけなミャンマーのお話。
「連邦選挙管理委員会法」を公表、ミャンマー 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100308-OYT1T00976.htm
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010031100799

 国営新聞の見開き2ページにわたって掲載された条文によると、選挙管理委員会は5人以上の委員で構成され、選挙に関するすべての事柄について最終的な決定権を持つ。
 選挙管理委員は50歳以上でなければならず、「経験豊富で優秀であると認められ、政党に所属しておらず、国家と国民に忠誠を尽くす人物」を軍事政権が任命する。
 選挙は10月か11月に実施されるとみられているが具体的な日程は発表されていない。総選挙は軍事政権が正統性を主張するための茶番だと批判する声もある。(c)AFP

「連邦選挙管理委員会法」を公表、ミャンマー 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

なるほどなるほど。前回の選挙*1の時は「選挙のやり方」が悪かったと。まぁ世の中には色んな民主主義な選挙がありますしね。中○さんとか北○鮮さんの例のように。
つまり平等選挙でも自由選挙でもない、「選挙風味の何か」だとか「選挙っぽい何か」とか「選挙以外の何かwith"軍政"」とか呼称すればいいんでしょうか。


まぁ今更別に状況としては、誰がどう見ても「俺が勝つまでやるルール」でしかないので、なんというかザ・茶番というのは確かにそうですよね。としか言い様がないです。
しかしまぁあの前回選挙以来20年です。あの軍事政権は崩壊する崩壊する言われて結局20年です。何度か危ない時あったけど。「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です」こう言うとなんか良い話っぽい。
こうした状況まで引っ張ってこれたのは、なんだかんだで硬軟合わせて中国のおかげなんでしょう多分。お隣の雲南省には有名な核ミサイル基地とかありますし。よくあるアフリカの様にならずに済んだ最大の理由がそれだと。北朝鮮もか。それが国民にとって幸か不幸かは解りませんが。で、よくある衛星国化エンドと。

*1:某スーチーさん達が8割位の議席を取って圧勝した