「All's fair in love and war」な人たち

リアル常在戦場な人たち。


イラン核科学者が爆弾攻撃で死亡、政府「イスラエルと米国の仕業」 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
まぁコワイ。最近の盛り上がりと合わせてこれは非常事態くるで!
(2010年1月)テヘランで爆発、イランの核科学者が死亡 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
(2010年11月)核科学者2人死傷、車に爆発物 イラン 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
――と、思ったけどよく思い返してみればいつものことでした。これ以外にも有名な『Stuxnet』とか、あとなんか最近も工場が爆発してたりしましたよね。毎日が非常事態。ていうかイランの核科学者さん毎度毎度似たようなパターンで爆殺されすぎじゃないかな。しかしまぁ逆説的にそんなテロリスト的なやり方の有効性を示してもいるのでしょう。単純でありながら防ぐのが非常に難しい都市部での爆発物による暗殺について。
ぶっちゃけてしまえば、お互いに手段を選ばないとすれば、そりゃ技術力を持っている方が勝つのは当たり前ですよね。
最近の無人兵器関連やオバマさんのビンラディン暗殺とか。根本的な力量差がある相手に対して、古典的なカミカゼなんてやったって勝てるわけがない、ということはそれこそ70年近く昔に見事に私たち日本の人たちが証明しているわけで。じゃあ何でそれで所謂アメリカのような『強い方』が苦戦するのかといえば、そりゃ彼らが手段を選んでいるからこそ、という面が大きいわけですよね。だからあのベトナム戦争にしたってアメリカは「手段を選んだからこそ」負けたなんて言われたりするのです。
ということで手段を選ばない(おそらくモサドの)人たちはこうしてガンガン殺しちゃうと。だって「恋と戦争は手段を選ばない」のだから。そしてその手段の選ばなさという点において、彼らはその辺のテロリストたちがやるよりもよっぽど上手くやり遂げている。手段を選ばない人たちvs手段を選ばない人たち。いやぁおっそろしいお話です。