オバマケアの当選確率

まぁ宝くじよりは良心的かもしれませんよね。


「オバマケア」登録サイト、初日加入は全米でわずか6人 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
ということで想像以上だったオバマケア登録サイトの惨状について。

米下院監視・政府改革委員会(House Committee on Oversight and Government Reform)のダレル・アイサ(Darrell Issa)委員長(共和党)が公表した10月2日の会議録によると、その前日に政府が立ち上げた保険加入サイト「HealthCare.gov」で保険に加入できた国民は全米で6人しかいなかった。

 また米厚生省の記録によると、2日までに保険に加入できた人は全米で248人にとどまった。記録はどちらも前月31日、監視・政府改革委員会が運営するウェブサイトに発表された。

「オバマケア」登録サイト、初日加入は全米でわずか6人 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

いやぁまさかここまでヒドイとは。皆保険のはずが、まさかの抽選制っていう。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131022/amr13102210010004-n1.htm
先日のオバマケアの記事で10月半ば頃までに「2000万近いアクセス」があったらしいですが、で、その中からゴールに到達できた加入者は現在のところ248人。現在の数字について明らかにされていませんけども、およそ1万の分の1とかその辺なのかなぁと。
デフォルト危機の次は「オバマケアゲート」 | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
ともあれ、登録サイト開始以来ずっと騒がれ続けて結構なニュースになっていること自体は知っていたものの、『オバマケアゲート』だとかオバマさんの支持率にまで影響を与えているわで、ぶっちゃけ端から見ている分には何でここまで叩かれまくっているのかよく解らなかった――というかいつもの党派争いの果てだと思っていた――んですが、まぁここまでの惨状だとするとむべなるかな、という感じであります。
元々賛否分かれているはずの政策に関して、こうして本筋と違う所で反対派の口実を作ってしまうのは、まぁ確かに失態という他ないよなぁと。


ともあれ、でもまぁ政府機関が大掛かりにこうしたサイトを運用しようとすると必ずぶつかるだろう問題ではあるのでしょうね。個人的にはやっぱりもうさっさと何でもオンラインにしちゃえばいいのにとは思いますけども、しかし問題が起きた場合のデメリットはやっぱり大きいわけで。こうした超大規模な際と運営というのはやっぱりノウハウの塊なのでしょうけども、しかし、それを公的機関が――更には重大なプライバシーを扱うとなると、やっぱり外部業者をホイホイ追加で入れるのも簡単ではないのでしょうし。


がんばれオバマケア。