香港民主主義のデッドオアアライブ

(中国式)普通選挙


<中国は今!>行政長官の選挙法案で揺れる香港、民主化運動...|レコードチャイナ
中国国営紙、香港の選挙改革法案否決を非難| ワールド| Reuters
行政長官選出をめぐる普通選挙案、否決 親中派は採決直前に退席 - 香港経済新聞
すっかり日本でも忘れられた香港の「非」民主化改革の、あれから、であります。しかし普通選挙の実現と引き換えの被選挙権の事実上の制限っていうのは、まぁ上手いというかなんというか。どちらにしてもどう考えても「民主主義は死ぬ」わけですけども、普段日本でそのレトリックを使っている人たちはまるで興味が無さそうなのなんというか愉快なお話ではあります。共産党推薦(まぁ自民党でもいいんですが)を受けなければ立候補できない、なんて。

[北京 19日 ロイター] - 中国の国営紙は19日、香港政府トップをめぐる選挙制度改革法案が香港議会で否決されたことを非難する論説を掲載した。同法案は「普通選挙」としながら民主派の立候補を制限する内容となっており、中国政府が後押ししていた。

中国共産党機関紙の人民日報(海外版)は「反対派の行為は、彼らが香港の民主化プロセスの邪魔者かつ破壊者であることを示している」と指摘した。

中国国営紙、香港の選挙改革法案否決を非難| ワールド| Reuters

基本的には漸進主義な僕でも、この改革案にはちょっと困ってしまうかなぁと。確かにないよりマシだけれども、それって1歩進んで2歩下がってませんか感。


ともあれ、まぁお話としては「生か死か」というよりはぶっちゃけ「きちんと死んでても」「きちんと生きてても」困る、という香港の現状をよく表したオチなのかなぁとは思います。
デッドオアアライブだけれども、生死が確定してしまうのも困る、なんて。


がんばれ香港。