今は一体どのルートなんでしょうね?
「死にかけた」 戦火のアレッポ東部から7歳少女がツイート - BBCニュース
ということでアレッポがいよいよ最終局面だそうで。まぁ『戦争』の最終局面といえば私たち日本ですらよく知っているように、そりゃ兵士たちだけでなく女子供まとめてさっくり逝っちゃうものだから仕方ないよね。古今東西ベルリンから沖縄まで。つい最近(10年前)のバグダット陥落だって結構色々あったみたいだし。昔はソーシャルメディアがなかった故に流されていた悲劇が、こうして実況されてしまうとそれはもう外野の無力感が際立つことになる。これも情報革命の一端というのでしょう。
それでも、皮肉と言えばこれ以上ない皮肉なお話ではありますが、何も「善意ある」国際社会が何もしようとしなかったわけでは決してないんですよ。いや、むしろ積極的にシリア国民を助けようとすらしていた。
- 彼らは圧政に苦しめられていたシリアの人びとを救おうという大義名分を掲げ、アサド追放を支援することでシリアに内戦を引き起こしたし、
- 内戦状態に陥ったシリアの反政府軍に「適当に」支援することで、結果として『イスラム国』台頭に手を貸した。
いやぁ善意の援助むつかしいよね。これなら何もしない方がマシだったかもしれない。
バナさんのアカウントは27日、ほこりまみれのバナさんの写真と共に、「もう今晩は家がない。爆撃されて私はがれきの中だった。死んだ人たちを見たし、私も死にかけた」とツイートした。
「死にかけた」 戦火のアレッポ東部から7歳少女がツイート - BBCニュース
母ファテマさんはその数時間前に、「最後のメッセージ。激しい爆撃。これ以上生きられない。死んだら、まだ中にいる20万人のために語り続けて。さよなら」とツイートしていた。
でも何もしない場合にはご覧の有様。無関心が人を殺す。
ならば私たちは一体どのルートを行けばよかったんでしょうね?
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- 「誰も僕を責めることはできない」――ロシアに全て任せる。
- 「僕にその手を汚せというのか」――有志国連合による地上戦。
- 「思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから」――諦めずに国連主導の停戦協定へ挑戦(失敗)。
- 「手をとりあって」――欧米指導者たちがアサド及び『イスラム国』と並んでにっこり仲良く写真撮影。
他にもまだありますので、みんなで考えてみよう!
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- 「欺き欺かれて」
- 「すくいきれないもの」
- 「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」
ということで祝バーチャルコンソール登場記念日記。