最悪のタイミングで彼らはやってくる

http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071401000325.html
アルカイダ、ウイグル暴動受け中国人に「報復宣言」か 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

うわぁ、すごいカオス。


まぁよく考えてみれば、いわゆる欧米系の国家と中国のそれを較べた場合、
どう考えても宗教や人権に対するアレがアレなのは確実なので、当たり前の展開と言えば確かにそうかもしれない。
(それがあからさまなのか、表面上は隠されてるかという程度の違いだけど)


敵の敵は味方的な論理で接近していたはずの両者が、
こうした動きが表面化するのは中国の相対的な存在感が大きくなっている事の証左とも言える。



さて置き、イスラム過激派に武器を流してるのは中国だ、というのは以前から良く言われている話で。
それが今回の件からどうなるか。
かつてアメリカがアフガンでやったような失態。自分が渡した武器で自分が襲われる失態。
このまま中国はアメリカの二の舞となるのか今からドキドキがとまりません。


しかし、確実に今回の件で一番割を食うのは、ウイグルの一般の人達だろうという救えない話。
アルカイダという大義名分の下に中国政府からさらにやりたい放題されるだろうし。
ほんと救えない話です。
それを考えると中国の自作自演説も沸いてきそうだけど、
サミットから直帰しちゃう位ウイグルは中国にとっての危険地帯らしいので、
それを餌にするのはちょっとリスクが大きいから考えにくいかも。



どちらにしても誰も得しないし、救えない話。