自分がやりたい事は他人もやりたいに違いない

自己を全否定する行為を・・・憲法9条を唱える無防備論者がナイフを使って殺人未遂。

憲法9条無防備論者による殺人未遂事件 : 週刊オブイェクト

http://www.asahi.com/national/update/0713/OSK200907130147.html
中井多賀宏 - Wikipedia



まぁいつものように、「良かった、無防備論で自分の身を守れるなんて本気で思ってるような、真性の馬鹿じゃなかったんだ」的なオチ。


いい加減このネタばっかなのはアレなので、同記事のコメント欄からちょっと考えてみる。



投影開始!トレースオン!

心理学・精神分析的な意味で、投影*1とか投影性同一視*2みたいな話?
要は、
「自分だったら絶対(欲望等に負けて)やってしまうので、他人もそうに違いない」と思い込むような心理状況。
今回の件はそうした心理状況を正しく表している、と言う事はできる。


「万が一の状況で自分はナイフで襲ってしまう」ような自分を自覚しているからこそ、無防備マンに傾倒していったのだと。
自分だったら武器持ったら絶対使うと自覚するので、他人もそうだろうと思い込む。
自分を他人に投影する。
一人で勝手にやってればいいのに、他人にも無防備を求める。


自分がやっちゃいそうだから、他人もやっちゃうに違いない。すげーこええ。これはもう皆無防備にするしかないぜ!
的な。


そして彼は正しく自らの危険性を証明してしまった。
逆説的に今彼は「だからやっぱり無防備は必要なんだ!」と思ってるかもしれない。
無防備マンは本当に恐ろしい。