「ネトウヨ」が流行る原因の一つ?

昨日の日記書いててふと考えたこと。

そこには、オバマが大統領になって差別が消えたという漠然とした感覚を背景にして、「生まれながらにして白人=差別者の汚名を着せられるのは理不尽」という保守系白人の被害感情を核に持った「ティーパーティー」の存在感など、様々な要素が入り組んでいるように思います。

オバマ時代になってかえって難しくなった人種問題 | 冷泉彰彦 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

こうした「何で直接関係ない俺らが謝らなくちゃいけないんだよ」というような、無邪気な怒りというかネトウヨ的というか反自虐史観というか歪んだ被害感情というか。よく敗戦国の括りで言われる日本やドイツだけじゃなくて、ザ・戦勝国アメリカにさえも形を変えてあるんだなぁとほっこりしますよね。
まぁぶっちゃけてしまえば「加害者はすぐ忘れるし被害者はいつまでも覚えている」的な有り触れた話ではある。ヨーロッパだって南北アメリカの植民地獲得競争時代の蛮行が未だに非難され続けているわけだし。


さて置き、つまり私たちの一部の人も同じように「生まれながらにして汚名を着せられるのは理不尽」だと思っているのかもしれない。そう考えるとそんな思想が流行ったのは、よく言われるようなインターネットの発達や既存マスコミへの反発心からではなくて、実際の所は単に歴史の経過による必然であったと。まぁ上記引用先と一緒でこちらも「漠然とした感覚」とも言えるのが微妙に脱力する感じではありますけど。


もちろんこれだけが原因だとは言えないにしても、少なくとも主要因の一つだと思うわけですが、皆様はいかがお考えでしょうか。