民主的選挙の本懐

ということで明日は統一地方選挙らしいです。


統一地方選:10日に知事・都道府県議選、東京は石原氏の4選焦点に - Bloomberg.co.jp
まぁやっぱりというか、例の青少年育成条例とかもあって否応なしに注目される東京都の知事選ですが、色々言われていて他人事ながら大変そうだなぁと思ったりします。石原さんとかそのまんまさんとかワタミさんとか共産党とか。「ぶっちゃけどれ選んでも罰ゲームじゃねぇか!」と嘆きたくなる人の気持ちも解らなくはないですよね。
でも、ちょっと待って欲しいんです。むしろそうした時こそ、私たち有権者によって民主的選挙の本懐を遂げる機会なんじゃないのかと。
別に「最も素晴らしい人」こそを投票で選ぶ為にやってるわけじゃないんですから。それだったらわざわざ投票するまでもない。むしろその本質は「最もマシな人物」を選ぶことこそにあるわけで。こんな時だからこそ、どうしようもなく選択肢がない状況だからこそ、「もっともマシなクソ」を選ぶという民主選挙の本懐が遂げられる機会なんです。
問われているのはその候補者の質なんかではなく、私たちの見る目であると。


いやぁ民主的選挙って素晴らしいですよね。東京都の皆さん是非がんばってください。ちなみに僕は神奈川なんですけど神奈川も相当アレなので是非頑張ろうと思います。ぐぬぬ
まぁだからといって、ほとんど毎回「共産党か否か」の実質ニ択な所とどっちがマシなのかと聞かれると確かに困りますが。